▽川崎フロンターレは12日、横浜F・マリノスの元日本代表MF齋藤学(27)が完全移籍で加入することを発表した。

▽横浜FMの下部組織で育ち、2008年にプロデビューを果たした齋藤は、2011年にFC愛媛へと期限付き移籍。その後は横浜FMに復帰すると、2016シーズンの明治安田生命J1リーグでは33試合10ゴールを奪うなどチームの主力として活躍。昨シーズンからはジュビロ磐田に移籍した元日本代表MF中村俊輔の背番号「10」を引き継ぎキャプテンとしても任命されていた。

▽しかし、齊藤は昨年9月に右ヒザ前十字じん帯を損傷。全治8カ月と発表されており、昨シーズンは明治安田生命J1リーグ25試合1ゴール、YBCルヴァンカップ2試合、天皇杯2試合2ゴールという成績に。現在まで完治していない中で、昨季J1王者への移籍となった。

▽斎藤は、両クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。

◆横浜F・マリノス

「8歳から育ててもらい、愛媛FCでの1年を除き18年間お世話になったF・マリノスを離れる決断をしました」

「昨年、キャプテン、10番と責任をもらいながらも、不甲斐ないプレーや満足のいく結果を残せない僕に、たくさんの声援を送っていただいたこと。9月の大怪我の際も、本当にたくさんの声、手紙、千羽鶴、ビックユニフォーム。本当に本当に勇気付けられ、辛いリハビリも日々続けてこれました。この移籍は、その恩を仇で返してしまうことになってしまいました」

「僕はこの移籍を挑戦と捉えてます。より難しいところにチャレンジしたいという想いが、今まで育ててもらったクラブでもない、キャプテンでもない、また一から自分を作っていきたいという想いが、F・マリノスを離れるという決断を後押ししました」

「F・マリノスで、優勝するという想いは道半ばにして僕はチームを離れますが、横浜F・マリノスというクラブが強くなっていくことを願っています。選手、スタッフ、会社の方々、ファン・サポーター、スポンサーの企業の皆さまへ感謝の想いとF・マリノスに関わる皆さんに良き日が訪れますように」

「今まで育ててくれたマリノスアカデミーのコーチたち、ここまで成長させてくれてありがとうございました。どんな時でも諦めず、最後まで一緒に闘ったファン、サポーターの皆さん、今まで本当に多くのご声援をありがとうございました」

「これから先もずっとF・マリノスのユニフォームを着てチームメイトと共に闘いキャプテンとしてプレーしていたことは、僕の誇りです」

◆川崎フロンターレ

「横浜F・マリノスから移籍してきました齋藤学です。まずはしっかりと怪我をなおし、最高のプレーができるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」