人気シリーズ「名医に密着」の第7弾は、池谷医院の池谷敏郎院長が警告する「ピストル血圧」だ。寒さを感じると血管は縮み血圧がドカンと上昇するが、これがピストル血圧だ。これを繰り返すことで血管が傷つき、突然死の引き金になる危険があるという。

布団から出る前にもじもじ体操

池谷医師は布団の中でもじもじ、くねくね走り、カラオケ熱唱が、ピストル血圧の予防に効果的という。ピストル血圧が起こりやすい「朝、布団を出る瞬間」は、起き上がる前に布団の中でもじもじ動き、体を十分に温める。これで血管が十分開くので、血圧は急上昇しないのだ。

「寒い廊下やトイレ」でもピストル血圧は起こりやすい。これを解消するのがくねくね走りで、上腕部で脇の下をこすり合わせながら、内腿同士もこすり合わせながら移動する。

オヤジ風入浴法が血管を守る

もっとも危険なのが「無防備な外出」。首、手首、足首の3首を温めることが大事で、出かける30分前から室内でマフラーをして首を温めたり、ホットドリンクを飲んでから外出すると効果的だという。

さらに、入浴時も血管事故が多いが、急に熱いお湯につかると血圧は急上昇する。池谷院長が推奨するのは「オヤジ風入浴法」で、「あ〜〜〜」と息を吐き、「極楽、極楽」とつぶやきながら入浴すると、血圧の急上昇を防ぐことができる。

「カラオケ熱唱」はどういうことか。歌うことでストレスを発散して血圧の急上昇は少なくなる。眞鍋かをり(タレント)は「オヤジ風入浴法はおっさん臭いから我慢してきたけど、どっこいしょとか言ったほうがよかったんですね」と笑う。