偏差値の高い大学が人気なわけじゃない!大学名検索ランキング

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1月13日からセンター試験の本試験が始まり、いよいよ大学入試シーズン突入ですね。憧れの大学の門を春にくぐるべく、ラストスパートをかけている受験生もいるのではないでしょうか。今回はdメニュー検索における大学名の検索ランキングをご紹介します。

一番検索されている大学は卒業生に有名人が多いあの大学!


1位は「早稲田大学」でした。卒業生には政治家や実業家、作家、スポーツ選手など、「この人も早稲田だったのか」と驚くほど多くの有名人を輩出しています。ラグビーや野球、駅伝などスポーツの分野でも強豪として知られており、株式会社大学通信の調査による2017年の志願者数ランキングでも3位と人気の大学です。

2位の「明治大学」も芸能人を多数輩出するイメージがある大学の一つですね。高倉健さんやビートたけしさんなどの大物から、北川景子さんや井上真央さん、山本美月さんといった旬の若手女優、アイドルタレントでは山下智久さん、伊野尾慧さん(Hey! Say! JUMP)など、その顔ぶれの多彩さには驚くばかりです。

上位3校の年間検索数推移に目を向けてみると、大学受験シーズンである2月に大きな山があり、その後は落ち着いて11月に再度急上昇しています。11月は大学で大学祭、学園祭が行われる時期なので、ほとんどの大学が同じような検索数推移をしています。

東大や京大などの国立大学は検索されないの?


偏差値が高い大学といえば、まず「東京大学」や「京都大学」などの国立大学を思い浮かべる人も多いはず。検索数の10位までにランク・インしているのは私立大学ばかりでしたが、国立大学は検索されていないのでしょうか?
ここでベネッセが調査した2018年度入試対応の偏差値一覧をもとに偏差値の高い大学を調べてみると……

最難関は「慶應義塾大学」の法学部で、「東京大学」は文化一類が4位にランク・インしていました。学部別での分類は一旦横に置いて、大学名を出てきた順に並べた時の上位10校と、その検索数をグラフにしたのがこちらです。

偏差値ではランク・インしている「東京医科歯科大学」と「名古屋大学」が検索数でランキング圏外となり、圧倒的に「早稲田大学」が検索されている事が分かりました。国立大学の検索数の少なさにも驚きますが、人気大学の一つである「慶應義塾大学」があまり検索されていないという結果は意外ですよね。

そうは言っても、みんな気になる「東京大学合格発表」

年間の総合検索数では「早稲田大学」に完敗してしまった「東京大学」ですが、実は他の大学にはないキーワードで検索ランキングに入っていました。それが「東京大学合格発表」です。
「東京大学」の合格発表は例年3月10日に行われますが、本郷キャンパスでの発表の様子はテレビのニュースなどでも毎年放送されて風物詩となっていますよね。2017年の合格発表時には4年ぶりに掲示板での発表が行われましたが 、やはり3月の検索数が大きく伸びています。

2018年の合格発表に関しては「東京大学」の公式サイトで「Web上で発表」との記載があるだけで 、本郷キャンパスでの掲示板発表については触れられていませんが、受験生としてはやはりあの瞬間を掲示板の前で迎えたいという気持ちがあるのではないでしょうか。

1月だけは検索数上位の顔ぶれが変わる?


大学名検索ランキングは「早稲田大学」が他校の追随を許さず圧勝かと思われましたが、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走) が行われる1月には顔ぶれがガラリと変わります。
2017年1月は「神奈川大学」が1位、「上武大学」が2位、総合優勝した「青山学院大学」が3位という結果になりました。検索数上位10校のうち「立命館大学」以外の9校が箱根駅伝の出場校ということで、その注目度の高さがよく分かりますね。

「神奈川大学」は2018年の箱根駅伝にも出場が決まっており、2017年12月17日に行われた公開練習には報道陣が100名以上集まったというニュースもありました。2018年1月の検索数も「神奈川大学」が1位を獲得するかもしれませんね。箱根駅伝の結果と併せて大注目です!

偏差値だけじゃない、いろいろな切り口で大学を見てみよう

今回は大学名の検索ランキングをお届けしましたが、スポーツ強豪校の「早稲田大学」や有名人を多数輩出している「明治大学」が強さを見せるだけでなく、駅伝効果で大きく順位が変動するなど、非常に面白い結果となりました。何はともあれ、いよいよ受験本番。受験生のみなさんは「サクラサク」を目指してがんばってくださいね!

データ提供:dメニュー検索数集計結果より(期間:2017年1月1日〜2017年11月30日)