ソニーが実現する快適モバイル! ワイヤレス+ノイズキャンセルな拘りがヘッドフォンを変える

写真拡大 (全5枚)

スマートフォンの用途には、メール、WEB閲覧、SNS、動画や音楽の視聴、カメラでの撮影、ゲームなど、いろいろあります。
この中でも、多くの人が利用しているのが音楽の視聴でしょう。

かつては、ウォークマン、iPodなど、音楽再生の専用機器が利用されていましたが、現在は、スマートフォンを活用するユーザーが多くなっています。

スマートフォンの音楽再生機能に関しては、各社が様々な工夫を凝らしています。
イコライザーを搭載して好みの音質や音場にカスタマイズできたり、ハイレゾ音源に対応したりするなど、音楽をより良い音で楽しむ工夫がされています。

モバイルで音楽を楽しむ上では、スマートフォンの音質や機能は重要ですが、それ以上に重要なのが、ヘッドフォンです。

屋外や移動中に利用するモバイルシーンでは音質だけでなく、使いやすさも重要になってくるからです。

使いやすさを求めるのであれば、Bluetoothによるワイヤレス機能は必須です。
スマートフォンとケーブル接続をしているヘッドフォンでは、移動中にケーブルが邪魔になることがよくあります。満員電車の中で、隣の人とケーブルが絡まった、といったトラブルも発生していまいます。

ワイヤレスに加えて、左右独立型モデルでああれば、さらに利便性が高くなります。
風邪が流行る冬や花粉症シーズンなどでマスクが必要になる際でも、マスクを意識せずにヘッドフォンの脱着ができるからです。

また、ノイズキャンセル機能も搭載したいところです。モバイルで利用する上で、外の騒音が大きいと音楽に集中ができません。ただし、全てのノイズをカットしてしまうと、外で利用する場合に危険な場合がありますので、ある程度の外部音の取り込みは必要です。

ソニーのワイヤレスノイズキャンセルヘッドフォンWF-1000Xは、こうした条件を全て搭載したモデルなのです。


WF-1000Xは、スマートフォンとBluetoothペアリングをすることですぐに利用ができます。ペアリングは、充電ケースのNFCを利用しても可能です。

スマートフォンアプリ「Headphones Connect」(iOS用、Android用)を活用することで、さらに機能を利用することができます。


スマホアプリ「Headphones Connect」


「Headphones Connect」では、
・ノイズキャンセルのレベル(外音の取り込み)を制御
・イコライザー機能
などを利用できます。また位置情報により、ユーザーの状況に合わせて、ノイズキャンセルレベルを自動設定する「アダプティブサウンドコントロール」の利用もできます。


本体のボタン


WF-1000Xは、左右独立です。
左右それぞれにボタンが搭載されています。
左のボタンは、
・短押しでノイズキャンセルのオンオフ
・長押しで電源オンオフ

右のボタンは、
・短押しで音楽の再生停止
・長押しで音声コマンド(iOSはSiri、AndroidはGoogleアシスタント)の利用
このように、機能がそれぞれ左右に割り振られています。


充電ケース


1回の充電で約3時間の利用ができます。
付属の充電ケースは、内臓バッテリーで2回の充電ができますので、外出先でもトータルで約9時間の利用が可能となります。

日常での利用であれば、往復1時間程度の通勤時の利用で、1週間も使える計算です。
本体のフル充電には約90分かかります(充電ケースは約3時間)。
なの、充電ケース内臓のバッテリー充電は、microUSBケーブルを利用しますので、モバイルバッテリーから充電するといったことも可能です。


付属品


WF-1000Xには、イヤーピースが7種類も同梱されています。
この多様なイヤーピースにより、ユーザーは自分の耳に合ったイヤーピースを利用することができます。

実際にWF-1000Xを利用してみると、左右独立型のワイヤレスノイズキャンセルヘッドフォンの優位性を実感することができます。

モバイルシーンにおいて、
・ワイヤレスであること
・ノイズキャンセルが利用できること
これらは、外界の騒音が多い屋外でも、理想的な音楽を楽しむ環境となります。

デメリットとしてはバッテリー持続時間でしょうか。
フル充電で3時間というのは、外出先で長時間のワークをする場合は、どうしても物足りなくなってしまいます。

スマートフォンが高性能化したことで、今後はヘッドフォンなどの周辺機器の高性能化も求められる時代になってくると思われます。

音楽を楽しむユーザーは、ヘッドフォンの選択にも拘りたいところですね。

左右独立型でノイズキャンセル機能を搭載したWF-1000Xは、ワイヤレスヘッドフォンの中ではアグレッシブな存在となりますので、お勧めです。


伊藤浩一