1月9日までに全店舗を閉鎖し、事実上事業を停止したはれのひ(株)(TSR企業コード:872372723、横浜市)。ホームページでは順調な業績推移を装っていたが、2016年9月期決算で1億5,000万円の過年度決算の修正損を計上していたことが東京商工リサーチ(TSR)の取材でわかった。
 はれのひは、同期の売上高を対外的に4億8,000万円と公表していたが、実際は3億8,000万円にとどまっていたことがTSRの取材で判明している。
 営業利益は1億8,000万円の赤字、最終利益も3億6,000万円の赤字だった。最終赤字が膨らんだのは過年度決算にかかわる修正損を1億5,000万円計上したため。
 内訳は、売上高の過大計上に関する修正損が4,000万円、商品在庫の過大計上に関する修正が9,000万円など。無理な店舗展開などで活発になった資金需要に対応するため、売上高や商品在庫の過大計上で不適切な会計処理を行っていた可能性がある。

はれのひ実質上本社
(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2018年1月15日号掲載予定「取材の周辺」を再編集)

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