日産、トヨタ、ホンダ、マツダの日系4大メーカーの2017年中国市場における自動車販売は、総じて好調だった。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は10日、昨年の中国自動車市場において、日本の4大メーカーがいずれも過去最高記録の新車販売台数を更新したと伝えた。

 記事は、日産、トヨタ、ホンダ、マツダの日系4大メーカーの2017年中国市場新車販売台数データが9日に出揃ったと紹介。最も販売台数が多かったのはSUV車が好調だった日産で、前年比12.2%増の151万9714台が売れたとした。

 2番手はスイフトやフィットがよく売れたホンダで、同15.5%増の144万1307台、3番手はトヨタで同6.3%増の129万100台、4番手がマツダで同8.3%増の30万9407台となった。記事はまた、ホンダや日産が今年も中国市場で更なる成長が見込めるとの予測を占めていると伝えた。

 そのうえで、中国市場における日系車の売れ行きが総じて好調だった要因の1つとして、中国の自動車業界関係者が「中韓関係の悪化によって中国人消費者が韓国車を敬遠するようになり、需要が日本車に流れた」との見方を示したことを紹介している。

 THAAD(高高度防衛ミサイル)配備問題によって対韓感情が悪化したことが自動車の売れ行きに影響を及ぼした点は、確かに日本車が好調だった要因に数えられるだろう。ただ、中韓関係がこじれる前から日本メーカーは中国市場で売り上げを伸ばしており、中韓関係はあくまで間接的な理由の1つといったところではないだろうか。

 記事を読んだある中国のネットユーザーは「ガソリン価格が上昇したこと日系車は感謝すべきだ」との感想を残している。中国では昨年、国際市場価格の上昇に伴ってガソリンや軽油の単価が段階的に引き上げられた。この状況が、「燃費がいい」との評判が立っている日系車にとって追い風になったということもありそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)