後輩たちの前でW杯への熱き想いを語った長友の願いは果たして叶うのだろうか。写真:松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)

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 長友が対戦を切望したのは、セリエAで何度も対峙してきたあのサイドアタッカーと欧州の強豪国だ。
 
 11日、母校の明治大で講演会を行なった日本代表の長友佑都(インテル)は920名の学生たちにロシア・ワールドカップへの想いや、自身の体験談などを赤裸々に語った。
 
 その中で最も多くの時間を割いたのは、やはり約5か月後に迫ったワールドカップの話。過去のワールドカップを踏まえた上での戦い方などを主に語り、長友は最良の結果を得るために最善を尽くす構えを明かした。そのなかで、背番号5は本田圭佑(パチューカ)や香川真司(ドルトムント)などと日本代表について語り合う機会があると話し、「情熱的な話になってしまう。本田や香川とはちょっと口論になってしまいますね。無茶苦茶熱くなるので、言い合いになることもある」とのこと。ただ、そのディスカッションは信頼関係があるからこそ、成り立つものであると説明した。
 
 そして、講演会が終盤に差し掛かると、学生からの質疑応答の時間が設けられた。そこで後輩から「対戦したい国や選手はいますか?」という質問を投げかけられると、過去に対戦経験があるライバルと、あの強豪国の名前を出した。
 
 まず、マッチアップしたい相手として名を挙げたのは、初戦で激突するコロンビア代表の快足アタッカー・グアルダードだ。その理由について長友は、「彼とは何度もセリエAで対戦をしてきたので」と回答。ライバル・ユベントスの背番号7を背負うライバルとの対戦に自信を見せ、「ものすごく速いのでワールドカップの舞台で対戦をしたい」と国の威信を掛けた舞台での再戦を切望した。
 
 一方で対戦相手については、自身が8年間プレーするイタリアと対戦したかったという本音を覗かせながらも、「今回は出場しないので、100試合以上日本代表の試合を戦って、自身が対戦したことのないスペインとやってみたい」と語った。
 
 コロンビアのグアルダードとは初戦で対戦するが、B組に振り分けられた無敵艦隊・スペインと対戦するには、グループステージを突破することはもちろんのこと、その上で互いにベスト4以上まで勝ち上がらなければ実現しない。

 長友の希望が叶う大会になるのであれば――。ハリルジャパンはロシアの地で最高の時を迎えているはずだ。

取材・文●松尾祐希(サッカーダイジェストWeb編集部)

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