ユニオンジャックで英国色を強調!? MINIのハッチバックとコンバーチブルがマイナーチェンジ
新しいロゴを採用したMINIの3ドアと5ドアおよびコンバーチブルに、多数のアップデートが施された。だが、そのほとんどが控え目な変化に留まっている。フロントから見ていくと、実際に変わったのはヘッドライトのみだ。メインライトの周りを囲む新たなLEDランニングライトは、完全な円を描いて光を放ち、その円がウインカーとして機能する際は黄色く点滅する。サイドは新デザインのホイールを除けば実質的に変化はないが、後部に目をやると最も際立った変更点を見つけられるだろう。

【ギャラリー】2019 Mini Cooper S 2-Door Hardtop29


テールライトは、これまでのような単なる丸みを帯びた長方形の内側に丸いランプを組み込んだものとは違い、フルLEDで英国旗であるユニオンジャックの形に輝く。これはうまく作られているが、ちょっと馬鹿げている気もする。次は英国の愛国歌『ルール・ブリタニア!』を奏でるクラクションが装備されたりするのだろうか。というのは冗談だが、MINIが英国色を前面に打ち出しゴテゴテと飾り立てることに執着し過ぎるのは気掛かりだ。


【ギャラリー】2019 Mini Cooper S Convertible14


その他のエクステリアに関する変更は、ボディ・カラーに「エメラルドグレー」、「スターライトブルー」、「ソラリスオレンジ」と呼ばれる3色の新たなメタリック・カラーが加わったことだ。この3色では、ヘッドライトとグリル周辺のクロームがグロスブラックとなる「ピアノブラック・エクステリア」を選ぶこともできる。今回のアップデートに合わせて、自分でデザインしたパーツを装着できる「MINI Yours Customised」も導入される。


インテリアについては、変更点はほとんどないが、マルチファンクション・ボタン付きの新しいステアリング・ホイールが採用され、6.5インチのセンター・ディスプレイとBluetoothが全車に標準装備となった。8.8インチのナビゲーション/インフォテインメント・システムにはタッチスクリーンが採用されている。新たに設定されたオプションもある。3ドアと5ドアのハッチバックでは、モルト・ブラウンのチェスターフィールド・レザーが注文可能となった。エクステリアと同様、インテリアにもピアノブラックのトリムが用意され、助手席側のパネルにユニオンジャックをモチーフとしたイルミネーションが備わる。これは「MINI エキサイトメント・パッケージ」のアンビエント・ライティングと連動し、好みの色に変更できる。スマートフォンのワイヤレス充電も用意された。


エンジンは改良が施され、燃費とCO2排出量が5%ほど改善されたという。また、エントリー・グレードの「MINI ONE」が搭載する直列3気筒エンジンは、これまでの1.2リッターから1.5リッターに排気量を拡大。最大トルクが180Nmから190Nmに向上した。最高出力102psは変わらない。トランスミッションは予告通り、従来の6速トルコン式ATに替わり、新たにデュアルクラッチ式7速「ステップトロニック」ATが採用された。ただしディーセルの高性能版「クーパーSD」のみ8速トルコン式ATとなる。

アップデートされたMINIハッチバックとコンバーチブルは、米国デトロイトで開催される北米国際オートショーで現地時間の1月15日に発表され、20日から一般公開される。日本での発売が決まったら、仕様や価格について改めてご紹介しよう。

By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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