「ファミコンのカセットは持っているけど肝心の本体がない」といった人などに向けて、レトロゲームがプレイできるゲーム機を開発しているHyperkinが、世界最大級の家電見本市であるCES 2018で、ゲームボーイのカセットでゲームがプレイできるゲーム機「Ultra GB」の試作機を発表しました。

The Game Boy Is Coming Back, Hyperkin's Ultra GB Plays Original Cartridges - GameSpot

https://www.gamespot.com/articles/the-game-boy-is-coming-back-hyperkins-ultra-gb-pla/1100-6456018/

Hyperkin plans to release a new (old) Game Boy in 2018 | Ars Technica

https://arstechnica.com/gaming/2018/01/hyperkin-plans-to-release-a-new-old-game-boy-in-2018/

「Ultra GB」は、ゲームボーイの小型軽量版であるゲームボーイポケットと同じデザインをしていますが、本体ケースはアルミニウム製で、フロントディスプレイはバックライト付きに進化しています。ボートの配置は同じですが、音量調整用スライドと電源スイッチは元祖ゲームボーイと同じ配置に変更されているとのこと。

以下の写真に写っているのが試作機のUltra GB。画面は青色に光っていますが、製品版ではRGBダイヤルを追加してディスプレイの色味を自由に変更できるようにする予定です。なお、Ultra GBでプレイしているのは「ポケットモンスター 青」。



試作機には給電用のACコネクタがついていますが、製品版ではUSB-Cポートが搭載され、これを使って本体を充電することができるようになります。また、ポケットモンスターシリーズなど、いくつかのゲームで使える「通信ケーブル用のポート」も採用しているので、初代ポケットモンスターをプレイして通信ケーブルで友達とポケモンを交換することも可能です。また、オーディオにステレオスピーカーを採用しているのも大きな特徴のひとつ。

Ultra GBの試作機はCES 2018に出展しているHyperkinブースに展示されており、ブースを訪れたIT系ニュースサイトのEngadgetが実際にUltra GBを手にとってゲームをプレイする様子を公開しています。

Hyperkin Ultra GB hands-on at CES 2018 - YouTube

これがUltra GBの試作機。見た目はまんまゲームボーイポケットやゲームボーイライトです。



手に持ってプレイするとこんな感じ。かなり小型に感じますが……



手元に寄ると「これくらいのサイズだった」と思える見た目。ゲームボーイポケットと同サイズならば、寸法は縦127.6mm×横77.6mm×厚み25.3mmとなります。



側面には通信ケーブル用のポートと音量調整用スライド。



背面はこんな感じでゲームボーイ用のカセットがそのまま使えます。



十字キーやA/Bボタン、スタート/セレクトボタンなどの配置はゲームボーイポケットのままです。



右側面にはバックライト調節用のダイヤル



天面には電源スイッチ



1990年にゲームボーイに移植された「ダブルドラゴン」をプレイする様子。画面がやたらと青色っぽくなっていますが、製品版ではこの色味をダイヤルで変更できるようになります。



試作機は給電にACアダプタを使っていますが、製品版ではACコネクタの代わりにUSB-Cポートを搭載するので、USBケーブルで気軽に端末を充電できるようになります。



なお、HyperkinはUltra GBの発売日を決定していませんが、2018年末までの発売を目指しているとのこと。価格も設定されていませんが、「100ドル(約1万1000円)未満になる可能性が高い」と関係者は語ったそうです。なお、製品版に最も近いものが2018年6月開催予定のE3でお披露目される予定となっています。