11日、中国メディアの東南網によると、福建省福州市の福州長楽国際空港で日本からの大量の牛肉が押収された。写真は牛肉。

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2018年1月11日、中国メディアの東南網によると、福建省福州市の福州長楽国際空港で日本からの大量の牛肉が押収された。

福州空港の検験検疫局は8日、日本からの旅客の荷物から大量の牛肉を発見したと発表した。日本産黒毛和牛で、合わせて178.5キログラムあったという。

中国では、2001年8月に日本でアジア初となる狂牛病が発生して以来、日本からの牛肉輸入禁止が解除されたことはない。また、日本は口蹄疫も発生しており、日本の牛及び牛肉など、ウシ目の動物やそれに関する製品は法により中国国内への持ち込みが禁止されている。

しかし、「ビールを飲み、音楽を聴き、マッサージを受けて育てられた」という「和牛」は中国で人気が高く、価格は1キロあたり数千元(1元=約17円)にもなる。中国で和牛が禁止されて以来、旅行客が手荷物として違法に持ち込む方法が主なルートになっているという。

2015年〜17年の間に、福州空港では冷凍和牛が毎年30〜40キロほど押収されている。今回、押収された和牛は1度に押収された量としては過去最高だという。福州空港の出入境検験検疫局では、すでに押収した和牛を処分し、持ち込もうとした旅客をブラックリストに登録するなどの対応を取ったとのこと。同時に、日本からの航空便で入国する旅客に対しては検査を強化し、周知を徹底させるとしている。(翻訳・編集/山中)