AC充電器とモバイルバッテリが一体化したポータブル電源

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 先日掲載した記事<2018年に本格化確実 デジタル家電・白物家電の新たなトレンド5選>では、17年の動向をもとに、ヒット商品を手堅く予想した。同様に、Amazonのタイムセールや各社から編集部宛に届くプレスリリースを参考に、今年ヒットしそうなアイテムをピックアップした。
 共通するコンセプトは「もっと暮らしを便利に」。5つのうち3つはバッテリ関連で、いずれも経年劣化によってバッテリ持ちが悪くなったスマートフォンやノートPCを、買い替えずにどうにかそのまま使い続けたいというニーズを満たすアイテムだ。こまめな充電やバッテリ切れの心配は精神的な負荷も大きく、ロボット掃除機などの時短家電よりも少ない投資で、「時短」効果が得られるだろう。

 最近増えている、インターフェースをUSB Type-Cに一本化したコンパクトノートPCをケーブル1本でいつでもどこでも充電できる優れもの。USB Type-C対応モバイルバッテリを買い足すなら、ケーブル1本で電源供給ができる「USB Power Delivery(PD)」に対応しているかどうか必ずチェックしたい。なお、ARM版Windows 10とスマホ向けSoC「Snapdragon」を組み合わせた長時間駆動のノートPCの開発が進められており、ノートPC単体のバッテリ駆動時間も大幅に伸びるだろう。

※USB Type-C……コネクタ部分の裏表がなく、ケーブル1本で電源供給、映像信号の伝送、データ転送ができるUSBの新規格。ただ、同じUSB Type-Cでも、対応する規格によって転送速度や電源供給の可否などに違いがあり、わかりにくい要因となっている。

 家庭のコンセントにつないで充電し、そのまま持ち運べるタイプのモバイルバッテリは、別名「ポータブル電源」とも呼ばれている。一般的なUSBポートに加え、コンセントを備えた製品ならロングドライブやコンセントのないカフェでも、ノートPCやゲーム機「Nintendo Switch」などを充電できて安心だ。

 タブレット端末やノートPCの持ち運びを想定し、インナー部にクッションバックやジャストサイズのポケット、そしてUSBポートを装備。バックに入れたモバイルバッテリにつなぎ、充電しながらスマホ本体を手に持って操作できる。デザインもおしゃれになり、カラフルなカラー展開も珍しくない。「マザーズリュック」として口コミで広がり、いまや街や電車内で頻繁に見かける人気のリュック「アネロ」に対抗するべく、機能性を強化しているようだ。

 人などの動体を検知して自動的に点灯する人感センサは、クローゼットや押し入れ、玄関、キッチン、浴室など、幅広い場所で活用できる。ソケットにはめ込むLED電球だけでなく、バス用ライト・フットライトにも利用が広がっている。スマホなどと同じく、USBで充電するUSB充電式ならダブルでエコだ。

 水回りから窓、家具まで、汚れを浮かしてキレイにするスチームクリーナー。数年前からテレビショッピングでは大きく取り上げられていたが、店頭販売が本格化し始めた。家事負担の軽減、花粉・アレルギー対策などの清潔意識の高まりを受け、新たに買い足したい生活家電の定番に加わりそうだ。(BCN・嵯峨野 芙美)