無理な食事制限、厳しいトレーニングメニューをこなした結果、大きなダイエットに成功したあなた。近頃耳に何か異常は感じませんか?急激な体重の低下は耳に様々な異常をきたす「耳管開放症」という病気を招くことがわかっていて、この症状が多数報告されているのです。ダイエットと耳管開放症の関係について調べてみました。

耳管開放症とはどんな症状なの?

耳管開放症とは名前の通り耳管が開放したままになってしまう病気のこと。耳管はもともと耳の分泌物を喉に出したりするときに開閉する器官なのですが、これが開いたままになることで、常に自分の呼吸音が聞こえたり、自分の声が強く響いたり、耳に閉塞感を伴ったり、耳が聞こえにくくなったりしてしまうというのです。そしてこの耳管開放症を発症しやすいのはスリムな女性に多いことも報告されています。

急激な減量が耳管開放症を招く

元からスリムな女性というよりも、急激なダイエットをして細くなった女性に耳管開放症が多いこともわかっているそうです。急激なダイエットで身体の脂肪量が減少すると、それに伴い耳の脂肪分も減少し、耳管がむきだしになってしまうためと考えられています。ちなみに耳管開放症であることを公表している有名モデルの方もいます。ダイエットに限らず、いろいろな理由で食欲が低下したり、メンタルの問題で急激に体重が減少することでも、耳管開放症の発症が確認された人もいます。つまり、急激な体重の減少や極端な体重の低下が耳管開放症のリスクを高めるということです。

生活習慣を意識すれば自然回復する

しかし、耳管開放症の多くはちょっとした生活習慣の意識で自然治癒できるようです。まず減少しすぎた体重を少しでも元に戻すこと、次に血流改善のため、心身のリラックスや横になる機会を増やすこと。あとはこまめな水分補給を心がけることが良いとされています。ある病院の報告によれば、これらを実践してもらっただけで、患者の8割以上は自然治癒に成功したと語っています。ちなみに診断の基準としては、前かがみになったり、横になったりしたときに、症状が軽くなるかどうかがチェックされるそうです。もしあなたが体重減少に伴う耳の異常に悩んでおり、前かがみや横になった時症状が軽くなると感じる場合は、耳管開放症を疑って専門のクリニックを受診してみてください。


writer:サプリ編集部