日本には落とし物をしても慌てずに済むシステムがあると華字メディアが伝えた。

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2018年1月9日、多くの中国人にとって落とし物をしたら二度と手元には戻ってこないという認識があるが、日本に長く住むうちに注意力は落ち、不意に落とし物をしてしまう。しかし、日本には落とし物をしても慌てずに済むシステムがある。華字メディア・日本新華僑報網が伝えた。

ある女性は「日本に来て間もない頃、不注意から財布を落としたことがある」と明かす。中には現金だけでなく、銀行のキャッシュカードや在留カードまで入っており、何から何まで失ってしまった。当時は日本語がまだほとんど話せなかったが、「遺失物取扱所」のおかげで落とした財布は無事戻ってきたという。

記事は「日本では、落とし物は遺失物取扱所で一定期間保管されることになっている。おおよそどこで落とし物をしたのかさえ思い出すことができれば、近くの交番や警察署に届け出て、落とし物が届けられていないか調べてもらえるようになっている」と紹介。「無くした物が見つかれば連絡してもらえるシステムで、手順を踏めば落とし物をしても手元に戻ってくる可能性は高い。見つかった落とし物の引き取りは不愉快な思いをすることもなく、ものの数分で済む。仮に届けられていなくとも、後になって見つかれば、はがきなどで知らせてもらえるようになっている」と伝えた。

また、「このシステムでは、落とし物をした人だけでなく、落とし物を届けた人にもメリットがある」とし、「持ち主が現れた場合には現金で相応の謝礼を受け取ることができる。一定期間たっても持ち主が会われない場合には所有権を得ることもできるが、もし7日以内に警察に届けなければ拾得者としての権利を失い、それどころか横領罪に問われる恐れもある」と説明した。

記事は「このような非常によくできたシステムが存在しているおかげで、日本では万一落とし物をしてしまっても慌てずに済む」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)