9日、米華字メディア・多維新聞は、北朝鮮でミサイル開発が急速に進むのは、金正恩氏が父の金正日氏と異なる考え方を持っているからだとする米紙の報道を伝えた。資料写真。

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2018年1月9日、米華字メディア・多維新聞は、北朝鮮でミサイル開発が急速に進むのは、金正恩(キム・ジョンウン)氏が父の金正日(キム・ジョンイル)氏と異なる考え方を持っているからだとする米紙の報道を伝えた。

米紙ニューヨーク・タイムズは8日「金正恩氏は政府のプロパガンダにおいて科学を理想のレベルにまで高めることを示すとともに、科学者やエンジニアに対する愛を国内各地で表現している」と指摘。「昨年11月29日に『火星−15』新型ミサイルを発射して世界を驚かせたが、北朝鮮はどうやって数十年に渡る国際制裁を克服し、このような科学技術の進展をスピーディーに得るに至ったのか」とした。

その上で、「金正恩氏の科学への重視ぶりが、前任者である父親の金正日氏とは異なる」とし、「最近のミサイル発射後には、ミサイルの専門家と金正恩氏が一緒にタバコを吸っていた。これは金正恩氏が神格化されている北朝鮮において、想像できないほどの特権である。さらに、金正恩氏が科学者と抱き合う写真さえあることも注目に値する。ミサイルエンジンの地上試験では地位の分からない官僚をおんぶしていた」と論じている。

さらに、「金正恩氏と科学者を父子の関係と見る向きもある。しかし、北朝鮮の伝統文化では、息子と父親、あるいは教え子と教師が一緒に喫煙するというのは不適切とみなされる。金正恩氏のアクションは、科学者たちがミサイル開発に命を懸けていることに対して、感謝を示すものだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)