「故宮で文化財を修復する私」、「国家宝藏」などの番組の放送により、より多くの若者が魅力的な中国の文物を好むようになっている。写真は上海博物館文化財保護科学技術センターで仕事中の蒋亦浦さん。

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「故宮で文化財を修復する私(我在故宮修文物)」、「国家宝藏(NATIONAL TREASURE)」などの番組の放送により、より多くの若者が魅力的な中国の文物を好むようになっている。海外で学ぶ留学生たちも続々とこれらの代言者となっている。

▽故郷からの文物との出会い

カナダで留学している易羊(仮名)さんは休みの時期に友人と米国を訪れた時、メトロポリタン美術館で世界各地からの文物を目にし、豊かな人類文明を感じた。彼は中国の書画作品を見て、特別な親しみを感じたという。

海外で文物鑑賞する時の感覚は、確かに国内でのものと異なる。孟さん(仮名)は英国に留学している。暇な時に、撮影や博物館に行くことが好きだ。「大英博物館には中国の磁器が多くある。でも、故郷で博物館を訪れる時はもっと誇りを感じる。展示物の種類もさらに多いのです」と孟さんは語った。

博物館に行くほか、ネットを利用して文物を理解する人も多い。「国家宝藏」という番組は留学生の間で人気が高く、多くの留学生がこの番組を鑑賞している。

▽日常生活の中の中華文化の広がり

多くの留学生によれば、周囲の外国人学生や友人に中華文化財を紹介することは、中華文化の広がりの重要な手段である。

クラスメートとメトロポリタン美術館に行った易羊さんは、見学がてら、中国の歴史を知らないクラスメートのために解説を始めた。日常生活でも、易羊さんは時々クラスメートに中華文化の知識を解説している。易羊さんは、中国語を知らない外国のクラスメートに中華文化を紹介するためには、もっと有効な手段が必要であると指摘している。「最初から奥深いものを理解するのは難しいが、三国殺、王者栄耀など中国の歴史や文化に関連するゲームを通じれば、理解は比較的容易になる」と彼女は述べている。

留学生は、海外に在住している時に中国の文化財や中華文化を外国人に紹介しているのみならず、帰国後も、外国語を生かして中華文化の広がりに力を発揮している。かつて日本に留学していた周里さんは、語学力が高いため、先輩の頼みで日本人学生に故宮を案内することを任された。周さんは、自分はプロのガイドではないが、精一杯解説し、彼に中華文化の魅力を感じさせたいと述べている。その他の留学生も帰国後、語学力を生かして、ボランティア活動で博物館の解説員を担当している。

▽海外の保護技術を国内へ

蒋亦浦さんは大学卒業後、博物館への興味から英レスター大学の博物館学を出願した。英国留学で勉強と研究を積み重ねた結果、ついに彼は将来の方向を見つけた。「博物館学は複雑であり、研究を続けるためには視点が必要です。私は文化財の保護に関する仕事が好きで、書画の修復と飾り方に専念するようになりました」と蒋さんは述べている。帰国後、蒋さんは上海博物館文化財保護科学技術センターに就職し、書画の修復と飾り方の仕事に就いた。美しい作品を前に、彼は常に歴史的な使命感を感じている。「これらの伝統技術はわれわれ若い世代が受け継いでいくべきだ」と彼は述べている。

伝統は受け継がれ、イノベーションによってさらに発展する。木白さんはロンドン大学の大学院で考古と文化遺産を専攻し、特に「英国の博物館の展示と保護技術は参考になる」と述べている。留学は彼女に新しい視野を与えた。帰国した今、彼女はある科学技術会社で博物館デジタル化展示の仕事に励んでいる。「われわれは文化的アドバンテージを持っている。イノベーションに関し、われわれにはまだたくさんの課題が残っている」と木白さんは述べている。(提供/環球網・編集/黄テイ)