執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

睡眠の質が上がりぐっすり眠れる! 認知症の予防にも。
いびきの原因となるのが舌の筋力の低下。舌の筋力アップになる口唇ベロ体操を紹介。

筋力の落ちた舌がのどの奥に詰まり、いびきを引き起こす

質の良い睡眠をはばむ代表といえば“いびき”。睡眠時に口呼吸になり気道が狭くなることで、いびきが鳴ってしまいます。いびきは治せないと思われがちですが、実は改善できる場合が多いのだとか。

いびきの大きな原因は舌の筋肉の衰えです。年齢と共に舌の筋力が落ち、歯は内側に倒れてきます。すると舌の居場所が狭まり、のどの奥へと入ってくるため、気道がふさがりいびきに。また、昔と比べて柔らかい食べ物が増えたため、現代人はアゴが細い骨格になっています。そのせいで、アゴに舌が収まらず筋力が低下。これもいびきの要因のひとつです。

舌の筋肉も筋トレで鍛えることが可能

舌の筋力の低下を防ぐには舌の筋トレ「口唇ベロ体操」が有効。唾液の分泌量も増え、口腔内の健康も保てます。
いびきが改善し夜中に起きるのが減ることで、睡眠の質が向上。脳内では、睡眠時にのみ脳脊髄液が出て、脳の掃除を行います。睡眠を取ることは認知症予防にも効果的といわれています。

舌の筋トレ「口唇ベロ体操」のやり方

1、舌を前に突き出す
舌を前にベーっと強く突き出し、そのまま5秒保つ。その後、一度舌を戻す。これを3回繰り返す。

2、そのまま上下左右に動かす
舌を突き出したまま、上へ動かし5秒、下へ動かし5秒保つのを3回繰り返す。同様に左右も行う。

3、舌で口角の内側を押し広げる
舌で左右の口角の内側を押し広げる。左右1回ずつを1セットに、3回繰り返す。

4、舌先で上下の歯茎、頬の内側をなめ回す
上下の歯茎と歯のきわを右回り、左回り各3回ずつ。その後、舌先で両頬に3回ずつ円を押し描く。

5、舌を使って“タンッ”と音を出す
舌先に力を入れながら上あごの内側につけ、タンッと音を立てる。これを10回ほど行う。