(写真=キム・イナInstagram)

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韓国に、様々なヒット曲を手がけている売れっ子作詞家がいる。キム・イナ氏がその人だ。

彼女は2003年から本格的に活動をはじめ、東方神起やEXO、IUからチョー・ヨンピルまで、幅広い世代のアーティストと仕事をしている。

作詞を務めた300曲以上の楽曲が韓国著作権協会に登録されており、2014年には印税収入が最も多い作詞家として君臨していた。

繊細に紡がれた歌詞もさることながら、“美女作詞家”としても定評があるキム氏。そのためか、普段テレビに顔を出すことも多く、美貌と巧みな話術で知名度を高めてきた。

先日、韓国のトーク番組『人生酒場』(tvN)にゲスト出演したキム氏は、MCを務めるSUPER JUNIORのヒチョルの「手がけた曲の中で、規制をかけられた曲はありますか?」という質問を受け、仰天エピソードを大放出している。

そのいくつかを紹介しよう。

東方神起の歌も有害!?

韓国では、リリースされた楽曲やアルバムに対して各放送局はもちろん、青少年保護委員会や放送通信審議委員会などが審議を行っている。

そこで「有害」と判定されたものは修正を勧告されたり、放送禁止になったりするのだが、キム氏はこれまで納得のいかない指摘も多かったという。

とある曲で「口の中の舌のように振る舞う」というフレーズを入れたキム氏。これは「媚を売る」という意味の慣用句だが、「エロい」との理由で19禁(R-18)判定を受けることに。

また、SUPER JUNIORのデビュー曲「Miracle」の「僕は君を抱きしめて飛ぶ」というフレーズに関しては、「じゃあ、落ちるときはどうやって落ちるのか?」と突っ込まれたという。

それだけではない。

東方神起が2008年に発表した「MIROTIC」の歌詞の中には「血管に乗って流れる数億個の僕のCrystal」というフレーズがあるのだが、青少年保護委員会から「Crystal(クリスタル)という単語が精子を連想させる」と言われたときは呆然としたそうだ。

もはや笑い話の“とんでも規制”

結果的にはそのまま「Crystal」が使われることになったが、扇情的との指摘を受けた「under my skin」というフレーズは「under my sky」に変えざるを得なかったという。(日本語バージョンでは元の「under my skin」が使われている)

アイドルファンの間では、楽曲に対するとんでもない規制が笑い話として語られている。

例えば、BoAの『Girls on top』は「女性が上にいるのが不純」だから、BIGBANGの『Oh Ah Oh』は「タイトルが意味不明」ということで有害判定を受けたとか。

東方神起の『Crazy love』も、「愛する人が狂う可能性があるので」有害とされたという噂もあった。

いずれにせよ、今後も活躍が期待されるキム・イナ氏。彼女のようなK-POPの裏方で奮闘している人たちにも、エールを送りたい。

(参考記事:ソロ活動で収入倍増!! K-POPアイドルたちはどう稼いでいるのか

(文=李 ハナ)