時間がすべての経営資源を支配する

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どんなに身分の高い人も、様々な分野で成功している人も、そしてまだ成功を得る前の私たちも、1日に流れている時間は同じ24時間です。この平等に与えられた枠をいかに有効に使うか。逆に言えばいかにムダを生まないかが自分を進化させるカギと言えるでしょう。

才能や財産に恵まれても、与えられた時間は公平

世の中とは本当に不公平なものです。資産家の家に「銀のスプーン」をくわえて生まれた人、人並み以上の容姿を持って生まれた人、「天は二物を与えず」と言いますが、その言葉が虚しく聞こえるほど有り余るほどの才能や財産に恵まれた人たちがいます。
しかし、一人ひとりに与えられた時間は誰でも公平です。そして現代という情報社会の中では必要とする情報を整理し、素早い判断で経営のスピードを上げることができるという点では「銀のスプーン」は存在しません。

社会常識が変わろうとする今、「まだ小さな会社」のチャンス

大きな会社に比べて、ヒト・モノ・カネという経営資源が足りないと嘆く前に、社会の前提条件(常識)がすべて変わろうとしている今が何も持たない「今はまだ小さな会社」のチャンスです。公平な財産である「時間と情報」をムダなく大きな会社の2倍にも3倍にも活かし、「決意という自分との約束」を果たしていただきたいと思います。

時間をムダ使いさせる3大原因

大切な「時間」という財産のムダ使いの原因は3つあります。
ー匆颪篁代という前提条件が変わっても変わらない、既得権化した「常識」に囚われている時間
∪依(棄てる)・整頓(体系づける)ができず、誰かの意図による付加価値を生まないムダな「情報」に囚われている時間
「物事の全体と本質」を見抜くことなく、枝葉末節に囚われている時間
「今はまだ小さな会社」には、身軽さという強みがあります。誰かの意図に左右されない、本当に正しく価値のある情報だけを選び抜き、「物事の本質」を見極めることで、無駄な時間を費やすことができます。日頃から関心の領域を広く持ち、必要とする情報から「決意とする目標」を考え抜き、「自分の頭で考える仲間」と共有することで、意思決定と実践を素早く行うことができるのです。

「活きた情報」を最大の武器とせよ

「今はまだ小さな会社」の最大の武器は、「活きた情報」による判断と行動のスピードです。正しく整理された「生の情報」は意思決定のスピードと正確性を高め、ヒト・モノ・カネという経営資源をムダなく、高回転で活かすことにつながります。

参考書籍:大西肇著「『今はまだ小さな会社』が進化するための101の手がかり」(合同フォレスト刊)

「今はまだ小さな会社」が進化するための101の手がかり posted with ヨメレバ 大西 肇 合同フォレスト 2017-12-10