新春恒例、兵庫・西宮神社の参拝一番乗りを競う「福男選び」がけさ10日(2018年1月)行われ、高校3年生の佐藤玄主さん(18)が「一番福」を勝ちとった。開門は午前6時。本殿までの280メートルを数十人が一団となって飛び出した。

最初の50メートルで抜け出した若者が、振り返ってカメラにガッツポーズを見せる余裕でそのまま本殿に飛び込んだ。これが佐藤さん。「二番福」が竹内絋生さん(18)、「三番福」が渡部涼さん(25)だった。渡部さんは去年の「二番福」だ。

バイク盗まれ、好きな人にもフラれた

えびす様から福をもらえるという縁起担ぎだが、では本当に福は来るのか。「モーニングショー」は過去の一番福の男たちに聞いてみた。2013年の土井雄登さんは「いいことがなかったので、思い出したくない年です」なんていう。土井さんはこの年にアルバイトして買ったばかりの原付バイクを盗まれ、好きな人に告白したが振られてしまった。

2010年の南英俊さんは「車にひかれた」。陸上の大会では前十字靭帯損傷の重傷を負った。2015年の志和智徳さんは2度も財布を落とし、4回も定期券を紛失した。

二番福男たちはどうか。2015年の小池悠也さんはまず彼女ができた。関西大学野球部でレギュラーにもなった。さらに、第一志望の企業に就職できた。2012年の二番福の影山浩規さんは入社早々に数千万円の契約を取り、2016年の丹羽孝之さんはアンケートに答えたら結婚式場と衣装(150万円相当)があたったという。去年の渡部涼さんは3年間交際していた恋人にプロポーズして大成功という。

一番福と二番福をとった人もいた。「ミスター福男」と異名をとった善斉健三さんで、1996、97、2001年に一番福、94、95、99、2000年が二番福だった。そして、一番福の年には新車を傷つけられ、1年で違う型のインフルエンザに2度かかり、二番福の時できた恋人と別れた。ところが、二番福の年には陸上の関西大会で優勝、消防士に合格した。

二番福の方がご利益あり?

どうやら、一番福より二番福の方がいいらしい。「全然笑えないですね。佐藤玄主さんはどういう思いになるか」(司会の羽鳥慎一)

浜田敬子(「アエラ」元編集長)「たとえ同じことが起こったにせよ、一番福を取ったためにより強く感じるのかも。去年初めて『大吉』を引いて、人生初の入院をしました。こうなると、大吉なのになんでとなる」

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「縁起物は結果を考えてはいけないんでしょうね。祈ることが大事」

西宮神社も「福男になったら、福を分け与える使命もある」と話している。

浜田「来年から二番狙いが増えるかな」

羽鳥「ちょっとスピード落としたりして」

玉川「その方がよっぽど難しい」