9日、観察者網によると、台湾新竹市が発行した2018年の旧暦カレンダーを国民党所属の議員らが引き裂くという騒ぎが起きた。

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2018年1月9日、観察者網によると、台湾新竹市が発行した2018年の旧暦カレンダーを国民党所属の議員らが引き裂くという騒ぎが起きた。カレンダーの表紙を飾った旭日旗を思わせるデザインが怒りを買ったためだ。

問題のカレンダーの表紙を見ると、上から2段目に旭日旗に似た太陽を模したと見られる図柄が印刷されている。記事によると、過去の表紙は観音菩薩像がデザインされることが多かったが、2016年から同市はプロのデザイナーに依頼先を変更したとのこと。デザイナーは「春夏秋冬をテーマとした。デザインはすべてオリジナル」と説明し、市の関係者は「日本とこのデザインは無関係。狭い見方で捉えないでほしい」と話している。

しかし、市議会国民党団は9日、「市のカレンダーに日本軍旗がはためく?」をテーマに抗議活動を実施。桜や和服も盛り込まれるなど「日本色」の濃いデザインになっていることに「統治時代への懐かしみか」などと不満を示し、大勢の議員がカレンダーを引き裂いて見せた上、市民への謝罪を市に求めたという。

記事によると、市議会国民党団の書記長や議員らからは「市長にとって新竹市は台湾新竹市なのか大日本帝国の新竹州なのか。疑問に思わざるを得ない」「旭日旗は日本に侵略されたアジアの国々にとって日本軍国主義の象徴。カレンダーは被害を受けた人々の感情を傷付けるだけでなく、民族や歴史的正義の立場を失わせるもの」との声が上がったという。(翻訳・編集/野谷)