好きな画像を着けられる有機EL缶バッジ『BEAM』レビュー。表示は鮮やか、使い道を考えるのが楽しいデバイス
以前に紹介した、AMOLEDを搭載し好きな画像を表示できるバッジ型デバイスBEAMを実際に購入してみました。

GIF表示バッジ「BEAM」発売。AMOLED搭載で24時間好きな画像を"装着"


日本への発送に対応していなかったため、今回も転送業者を介して日本へ発送。年末を挟んでしまったので年が明けてからの到着となりました。

AMOLED搭載で好きな画像を表示できる BEAM


このBEAM、一言で言い表すなら缶バッジの表面がAMOLEDになったもの。解像度は400x400で24bitカラー表示が可能です。


▲表示はなかなか綺麗

付属品は豊富で、BEAM本体のほか、ストラップを付けるためのシリコンケースが色違いで2つ、ピンで固定するためのケース、服などに挟んで使うマグネットが2つ、ストラップ、microUSBケーブル。



本体向かって右側面と左上にボタンがあります。右側面は画像を切り替えたりするのに使うファンクションボタン、左上が電源ボタンです。



底面にはmicroUSB。ここから充電を行います。



ちなみに裏面はシンプル。マグネットに貼り付けるため、金属製です。



服へ付ける際には、マグネットを使用。手に持っているほうが服の表側。これにBEAM本体を取り付けます。もう片方は服の裏側へ。


▲磁力はかなり強く、厚手の生地も問題なさそう

ストラップはカバンの取っ手などに付ける場合に使用します。



ピンで留めるケースは、そのまま缶バッジの雰囲気です。


画像の送信は専用アプリから


肝心の使い方ですが、画像の作成・転送などはすべて専用アプリ(Google Play, iTunes)から行います。

アプリにログイン後、BEAM本体をペアリングすると、ディスプレイの輝度を落とす時間やスリープに入る時間などを設定可能。なお、バッテリは1回の充電で最大24時間持つとのことですが、1つの画像だけを表示する場合には、とくに省電力設定を行わなくても20時間程度は持ちそうです。



表示する画像は、アプリ上から写真を撮影したり、スマートフォンに入っている画像を加工するほか、オンラインサービスのGIPHYにあるGIF画像を指定可能。今のところ自作のGIFをBEAMに直接送信することはできませんが、GIPHYにアップロードし、それを検索して使うことはできます。なお、直接送信は今後のアップデートで対応予定とのことです。


▲その場で写真を撮って加工したり、GIPHYから画像を取得します。

BEAM本体に送った画像は、1つだけを表示し続けるSINGLEモードのほか、一定時間毎に切り替わるスライドショー表示を選択可能。BEAM本体には約100枚の画像を保存できますが、スライドショーで使えるのは最大で10枚となります。


▲スライドショーに含める画像や順番などもアプリから指定します。




なお、GIF画像はスライドショーに含めることができず、常にSINGLEモードでの表示となります。ただ、SINGEモードでも側面のボタンを押すことで画像を切り替えることができ、この場合はGIFも表示可能です。


位置情報を送信できるパニックボタン


BEAMには画像を表示するだけではなく、側面のボタンを9秒以上長押しすると指定の番号にスマートフォンの位置情報をSMSで送信するパニックボタンという機能もあります。

送信自体はペアリングしたスマートフォンから行うのですが、スマートフォンから直接SMSを送信するわけではなく、BEAMのサーバーから送信されます。このため、スマートフォンがSMSに非対応でも利用可能(ただしネット接続は必要)です。


▲送信先は最大4か所設定可能。SMSにはGoogleマップのリンクも付いてくるので、すぐに場所を確認できます。

なんとなく非常時のSOS的な使い方を思い浮かべますが、設定した宛先に定型文を送れる機能と考えれば、「これから帰ります」的な使い方も出来そうです。

単純にデバイスとして面白い


BEAMの本来の目的は「学校や自分の好きなチームを応援したり、政治的な思想を共有するなど、自分の意思を表明し、それをきっかけにしてリアルなコミュニケーションの発生を促すこと」とのこと。

製品のトレードマークにもなっている3本のストライプには、差別や暴力を止め、常に広い心を持ち、思いやりと尊厳を持って行動するという意味が込められています。

ただ、そういった主義主張などの難しいことは置いておき、複数個用意できるなら、イベントなどでスタッフ表示、役割表示として使えそうですし、オフ会やコミケ等であれば、Twitterアイコンを表示しておくだけでも役に立ちそうです。

また、無理に何かに役立たせなくても、小さなデジタルフォトフレームとしても使えます。ほかにも工夫次第でいろいろと使い道が広がりそうな、面白いデバイスです。

日本から直接買えないのが本当に残念なので、ぜひとも日本を含めたグローバルでの展開を期待したいところです。