洗濯機を使って一度に大量の洗濯物を洗うと、洗ったあとの衣服をひとつひとつたたんで収納する作業がものすごく面倒になります。ろくにたたみもせずに洗ったあとの洗濯物が山のように積み重なっているという人もいるかと思いますが、そんな人にピッタリな自動洗濯物折りたたみ機が存在します。

FoldiMate returns to CES with a new design and higher price - CNET

https://www.cnet.com/news/foldimate-returns-to-ces-with-a-new-design-and-higher-price/

FoldiMate's laundry-folding robot is my favorite bad idea from CES 2018

http://mashable.com/2018/01/09/foldimate-laundry-folding-robot-ces-2018/

自動洗濯物折りたたみ機の名前は「FoldiMate」。2017年にはコンセプトモデルのムービーが公開されており、以下のムービーを見ればFoldiMateがどうやって洗濯物を折りたたんでくれるのかが一発でわかります。

FoldiMate 2017 Concept Model - YouTube

山のようにたまった洗濯物。



家族の人数が増えれば増えるだけ一度に洗う洗濯物の量も増え、衣服をたたんで収納する作業は面倒になります。



そんな時に役立つのがFoldiMate。洗濯機の横に置かれた見慣れない機械がFoldiMateです。



使い方は簡単で、こんな感じでTシャツなどをクリップではさみ……



折りたたみたい衣服をセットするだけでOK。



あとはFoldiMateが自動で洗濯物をたたんでくれます。クリップ部分が機械の内側へ移動し……



洗濯物を機械の内部に取り込み、中の台の上に設置します。





続いて台のそばから白いバーが2本出てきて洗濯物を台に固定してくれます。



さらに別の棒が出てきて、洗濯物の袖部分にひっかけて……



巧みに折りたたんでくれました。





あっという間にたたみ作業は完了。



香料や柔軟剤、消毒液を吹きかけて……



折りたたみ作業は完了です。



セットした洗濯物すべての折りたたみが終わるとアラームが鳴り……



折りたたみ作業の終了を伝えてくれます。



さらに、2018年1月9日から開催されているCES 2018では、FoldiMateの最新モデルのプロトタイプが披露されています。折りたたみ可能な衣服の種類が増え、折りたたみにかかる時間も短縮された最新モデルのFoldiMateがどのように動作するのかは以下のムービーを見るとわかります。

FoldiMate Early Prototype in Action - YouTube

これが新型のFoldiMate。新型ではTシャツだけでなくズボンやタオル、枕カバーの折りたたみも可能です。折りたためる衣服のサイズは6歳児用のものから大人向けのXXLサイズまで。



洗濯物をクリップでつるすのではなく、ひとつずつ台の上に設置していく形に変更されています。



洗濯物が機械の中に収納されたら次のものをすぐに設置可能。



3つ目のシャツをセットしようとしているところで、ひとつ目にセットしたズボンが折りたたまれた状態で出てきました。折りたたみのスピードは格段に向上していることがわかります。



その他、シャツ



Tシャツ



セーター



子ども服と、さまざまなサイズの洗濯物を自在に折りたたみます。



合計7つの洗濯物を折りたたむのに、1分かかっておらず、ひとつ前のモデルのような「洗濯物の折りたたみ待ち」をしなくて済むようになっています。



なお、新型FoldiMateの販売予想価格は980ドル(約11万円)で、出荷時期は2019年後半となっています。