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世界中のApple Watchユーザーに向け、Appleが「アクティビティ」アプリを通じて一斉送信した「謹賀新年チャレンジ (Ring in the New Year Challenge)」だが、7日間、毎日3つすべてのアクティビティゴールを達成した人には、すでにチャレンジ成功の通知が来ていることだろう。

「謹賀新年チャレンジ (Ring in the New Year Challenge)」は、暮れにApple Watchユーザーに向けて「アクティビティ」アプリを通じ一斉送信された。1月中のどこかの7日間、毎日3つすべてのアクティビティゴールを達成すると、特別なバッジとiOSの「メッセージ」アプリで使えるステッカーを獲得できる。

筆者は元日から毎日、7Km程度走って、サクッとチャレンジ終了。去年も同じこと書いたと記憶しているが、「ムーブ」ゴールと「エクササイズ」ゴールは厳しくない。難しいのは「スタンド」なのである。

「ムーブ」ゴールは「エクササイズ」「スタンド」と異なり、数値をユーザーが設定可能になっている。週のアタマに下げてしまえば、極端な話、50kcal分動けばOK、というようにできるのだ。「ムーブ」は、カロリー消費量を表し、運動すると外側の赤いリングが回りだす。「エクササイズ」は、早歩き以上の運動をした時間が分単位で表示され、真ん中の緑のリングが回りだす。1日30分運動すれば到達するので、その時間あたりのカロリー消費量を入れておけば、「エクササイズ」と「ムーブ」はノルマをこなした時点で、同時ゴールとなるのだ。

問題の青いリング「スタンド」は、立ち上がって1分以上体を動かした1時間がそれまでに何回あったかが表示される。これを12回こなさなければならない。すなわち、1日13時間以上寝てしまうと自動的にアウトなのだ。従って、Apple TVで寝正月を過ごすと、非常にハードルは高くなる。

今年のチャレンジで危なかったのが1月6日。この日、筆者は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』と『ブレードランナー 2049』をハシゴするという暴挙に出た。二本あわせると6時間近く映画館に篭城することになる。一緒に行った友人がどうしてもこの日じゃないと無理ということだったので、仕方なく、ではあったのだが。

しかし、6時間映画館にいたとしても、開映が13時とか14時とか、「0分」丁度でなければ、あるいは「59分」終わりでなければ、アタマとお尻の時間含めてまるまる座りっぱなしという事態は避けられるのだ。『ブレードランナー 2049』なら、この日は20時5分開始、23時終了だったから、21時、22時は潰れても、20時台はセーフにできる。もちろん、23時台もゴール到達可能だ。よって、ワーグナーのオペラを観に行くとか、特別な条件下でなければ「スタンド」ゴールも何とかなると言えば何とかなる(とはいえ、文化的な生活を送ってる人のほうが達成は難しいという面があるのは否定できない)。

○旧年中に起こった珍事

ここからは、でも、本当は……という話をする。実は、筆者、チャレンジを旧年中に終えていたのである。え?どういうこと?と思われることだろう、かくいう筆者も最初、何がどうなってるのか事態を把握できなかった。

事件が起きたのは12月28日の23時50分。この日、3つのアクティビティゴールに届くと「謹賀新年チャレンジ」成功の通知が来た。え?え?どういうこと?何が起こってるの?今日チャレンジあるよって通知が来たばかりなのに?となって、同じことが起こっていないかSNSを覗いてみた。すると、チャレンジが終わってしまった人が何人かいるではないか。

どうやら、28日にチャレンジ成功となった人たちは、それ以前の6日間、毎日、3つのリングを完成させていたようなのだ。そして、28日に同じく、3つのアクティビティゴールに至ると、連続7日ゴールということになり、「謹賀新年チャレンジ」終了のお知らせが届いたというわけだ。

ちょっと早いお年玉と解釈すべきか、遅れてきたクリスマスプレゼントと捉えるか、苦笑を浮かべつつも、まあいいや、このまま続けて来年は年間チャレンジを目指そうと気を取り直したのだった。

それで、現時点で9日間連続でゴールに辿り着いている、年間チャレンジの前に、まずは月間チャレンジだ。

毎日の達成度はwatchOS 4にアップデートして以来、細かく通知してくれるようになったということもあるが、状況を常に把握するようクセがついている。そこで気付いたことがひとつあった。

○「立ちっ放し」は「座りっ放し」と同じ?

8日、来日したフランスの有名なキュレーター/美術批評家が講演会を開くというので覗きに行った。開場2時間前に既に満席、中継会場も満席で、2時間以上、立ちっ放しという状態を余儀なくされたのだが、Apple Watchは15時50分と16時50分の二回、「スタンド」を促す通知を送ってきたのだ。

どうやら、Apple Watchにとって、「立ちっ放し」であるというのは「座りっ放し」とイコールのようなのだ。その場所から動いていないのは座っているのと同じ、ということか。だが、微動だにせず立ちっ放しというのは、非常にツライ。美術批評家の話をしたので、美術の話で例を出すと、ジリアン・ウェアリングの『六十分間の沈黙』を観ればその辛さが分るだろう、一歩も動かず立ち続けるのは苦行以外の何ものでもない。

この事象も含め、「スタンド」については、いろいろと改善の余地があると個人的には感じる。例えば、日付変更線を跨ぐ旅に出ると、立所にリングを閉じるのが困難(不可能)になってしまう。昨年の謹賀新年チャレンジでは、1月のいずれかの週で月曜日から日曜日までを通して3つのリングを完成させるというルールだったが、ジェットセッターにはしんどかったのではなかろうか。

今年はルールが緩和され、1月1日から31日で、連続した7日間、3つのリングを閉じれば良しということになった。これならいけると意気込んでいる人も多いのではないかと予想している。昨年、テック系のジャーナリストでチャレンジ成功を報告した人は皆無だったと記憶しているが、今年は何本か記事が上がるのを期待したい。

残りは未だ21日もある。昨日、失敗した人でも、また今日から始められるのが、2018年の謹賀新年チャレンジなのだ。他のApple Watchユーザーとアクティビティの記録をリアルタイムでシェアして競い合うのも良し。是非、挑戦してみて欲しい。