9日、シンガポールとマレーシアのクアラルンプールを結ぶ高速鉄道計画で、車両や線路、信号など関連システムの設計や供給、保守管理を担う「鉄道資産会社」を決める国際入札で、日本は「最高の提案」を用意しているという。資料写真。

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2018年1月9日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)は、シンガポールとマレーシアのクアラルンプールを結ぶ高速鉄道計画で、車両や線路、信号など関連システムの設計や供給、保守管理を担う「鉄道資産会社」を決める国際入札について、日本は「最高の提案」を用意していると伝えている。

シンガポールとクアラルンプール間350キロを最短90分で結ぶ高速鉄道は2026年末までに開通の予定。「鉄道資産会社」を決める国際入札は昨年12月に公示され、応札の締め切りは今年6月29日。日本のほか、中国、韓国、フランスの企業が関心を示しており、シンガポールとマレーシアの事業統括会社は入札参加企業の提案を技術力や事業採算性などの観点から審査し、契約業者を選定する。同プロジェクトは、500億〜600億リンギット(約1兆4076億〜1兆6891億円)規模と見積もられている。

記事によると、宮川眞喜雄駐マレーシア日本国大使はこのほど、地元メディアのインタビューで、新幹線の安全性と信頼性の高さを引用し、「マレーシアとシンガポールに最適な技術を提供するとともに、両国の関係者、運営者、エンジニアのための本格的なトレーニングを実施し、初日から運営を開始できるようにする。日本はこの制度の導入に際し、両国が財政負担をできるだけ多く減らすことができるよう、最も効果的な財政パッケージを提供したいと考えている」と語った。(翻訳・編集/柳川)