毎年1月の第2月曜日は「成人の日」となっており、今年も成人の日にあたる8日には各地で成人式が行われた。元服など、一人前になったことを祝う儀式は古くから行われてきたが、現在のような成人式を行うようになったのは戦後のことだという。中国メディア・今日頭条は7日、「日本と韓国には成人式があるのに、中国にはない」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 毎年1月の第2月曜日は「成人の日」となっており、今年も成人の日にあたる8日には各地で成人式が行われた。元服など、一人前になったことを祝う儀式は古くから行われてきたが、現在のような成人式を行うようになったのは戦後のことだという。中国メディア・今日頭条は7日、「日本と韓国には成人式があるのに、中国にはない」とする記事を掲載した。

 記事は、日本の成人式について「各地でお祝いのセレモニーやイベントが開かれる。当日、青年たちは正装でセレモニーに出席するが、振り袖と呼ばれる伝統的な和服を来た女性たちの姿が風物詩となっている。開催場所は自治体の公共施設や神社のほか、ディズニーランドなどのテーマパークで執り行われるケースさえある。セレモニーでは、来賓のあいさつや著名人のスピーチ、成人の誓いの宣言などが行われ、終了後にはさまざまな文化・娯楽イベントが開かれる」とし、その様子を写真で紹介した。

 また、数え年の20歳を成人とみなし、中国の儒家思想を伝統文化として重んじる韓国においても、古代より新成人を祝う「冠礼」などの風習があったと説明。毎年5月にある「成年の日」には、各地で成年礼が行われ、新成人たちが伝統的な韓服に身を包み、来賓たちに跪いて拝礼するとともに「祭」、「祝」などの伝統的な儀式が行われると伝えている。

 そのうえで「同じく中国文化の影響のもとで発展してきた日本文化と韓国文化はそれぞれ異なる形で中国文化を派生させてきた。かたや、今の中国では成人式はすでに基本的に廃れてしまっている。これも伝統文化が伝わらずに失われてしまった事象の1つであり、われわれは反省をすべきだ」と論じた。

 昨年末、中国国内でクリスマスなど外国由来の祝祭日を祝うべきかの議論が再燃した。中にはハロウィンやクリスマスなど舶来のイベントに浮かれずに、もっと中国伝統の祝祭日を大切にせよという意見があった。成人を祝うセレモニーは伝統文化に基づくものであり、復活させ盛り上げるに値するイベントではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)