サイクルジャージを着込んで、ストイックな前傾姿勢でロードレーサーに跨る……。そうした求道者的スタイルでなくても、自分らしく肩の力を抜いて自転車通勤を楽しむ時代が到来しそうだ。最近にわかに盛り上がりつつある「ファットバイク」。そんな極太タイヤが特徴のマルチパーパス系スポーツ自転車を通勤に取り入れてみるというのはどうだろう。

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スポーツ自転車での通勤でネックになるのが荷物の積載能力だけれど、シンガポールの「COAST CYCLES」が生み出したファットバイク『Quinn Pedal』は、フレームのトップチューブとダウンチューブを荷台のように使える構造にしたことで、仕事道具や書類、それにノートPCなどを毎日持ち運ぶのに適した自転車に仕上がっている。



一般的なサイズのビジネスバッグであれば、横2本のフレームで挟み込みつつ荷台用ゴム紐で固定して運搬可能だ。いわゆる自転車用の前カゴを使っていて、荷物の重さでハンドルを取られた経験があるという人は多いはず。でも、この仕組みなら安定感のある走りが期待できそうだ。もちろん、従来型の前カゴ(フロントラック)もオプションパーツとして用意される。



その他のオプションにはフレームのカーゴスペース用ベースプレートや荷物紐(バンジーコード)のセットに加え、前後1組のフェンダー、そしてキックスタンドといった装備も。

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オプション抜きでの車体価格は米ドルで1415ドル。日本円にするとおよそ16万円弱だ。在庫切れのカラーもあるが、カラバリは「グラシアル・ホワイト」「ステルス・ブラック」「バトルシップ・グレイ」「シグナル・イエロー」「コースタル・ブルー」「メテオ・マゼンタ」の6つだ。



ある程度のオプションパーツも純正で揃えたいし、さらに海外からの送料もかかると考えると、自転車としては結構なお値段になる。しかし、実用性とファッション性、さらにホビー自転車としての楽しさまで兼ね備えた一台だけに、思わずお財布の紐を緩めてしまいそうになる。

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Quinn Family(Coast Cycles)

text渡辺 "d." 大輔(編集部)