故デヴィッド・ボウイ、「レッツ・ダンス」の未発表デモ音源が公開

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 故デヴィッド・ボウイが存命なら71歳になっていた2018年1月8日、レコード・レーベルのパーロフォンが彼の1983年のヒット曲「レッツ・ダンス」の未発表デモ音源を公開した。

 1982年にスイス・モントルーでレコーディングされたこの音源には、ナイル・ロジャース、トルコ出身のギタリストErdal Kizilcay、そして確認できない現地のギタリストとドラマーが参加している。このリリースの為に、ロジャースとラッセル・グラハムにより今回初めてミックスとマスタリングが行われた。

 当時についてロジャースは、「俺は素晴らしいキャリアに恵まれてきたが、デヴィッド・ボウイとのクリエイティブ・パートナーシップは、自分にとって最も重要でやりがいのあったコラボレーションの中でも一二を争うものだった。このデモを通して、ファンの皆さんにはそのごく初期の様子を俯瞰していただける筈だ。モントルーでの最初の朝に目覚めると、デヴィッドが私を覗き込んでいた。彼はアコースティック・ギターを抱えていて、“ナイル、ダーリン、これはヒットすると思うよ!”と叫んだ」と回想している。

 彼は更に、「このレコーディングは、俺たちが一緒に成し遂げられることを示す最初の兆候だった。俺は彼の“フォーク・ソング”を、それに合わせて遠からず世界中が踊りだすような、そしてその後35年間ずっと踊り続けるようなものにアレンジした。これは曲の“レッツ・ダンス”だけでなく、アルバム全体の青写真にもなった」と説明している。

 最後にロジャースは、「(このデモで)セカンド・ギターとドラムを演奏したなら名乗り出てほしい!クリスマス直前にミックスに費やしていた時間は、まるでデヴィッドが一緒にその部屋にいるかのようで涙でいっぱいだった。誕生日おめでとう、デヴィッド、愛してるよ。そして君に会えなくて俺たちは皆寂しいよ」と締めくくっている。

◎「レッツ・ダンス」未発表デモ音源
https://lnk.to/LDDEM