1月7日(現地時間)に開催されたゴールデン・グローブ賞でも多くの俳優たちが「黒」い衣装を着ることで賛同を表明した「Time's Up」。一体、どういった運動なの?

セクハラの撲滅を訴える運動「Time's Up」は、今年の1月1日(現地時間)、女優や脚本家、映画監督、プロデューサーなど、約300人の映画関係者たちによって開始された。ハリウッドに蔓延するセクハラ問題に立ち向かい、一般の職場でセクハラ被害に遭った女性や男性たちを支援する運動で、敏腕プロデューサーのションダ・ライムズはじめ、ナタリー・ポートマン、エマ・ストーン、アメリカ・フェレーラ、ケリー・ワシントン、リース・ウィザースプーンなど、数多くの人気セレブたちがこの運動に賛同している。

米『ニューヨーク・タイムズ』紙に掲載された全面広告には「セクハラを黙認する企業に罰則を科する法律の制定」や「被害者が過去のハラスメントを話題にすることを禁じる秘密保持契約の廃止」、「スタジオや芸能プロダクションにおけるジェンダー格差の解消」などの目標が掲げられていたという。

さらに同運動へのサポートを表明する女性は「今年のゴールデングローブ賞でレッドカーペットを歩く際はブラックの装いを着用するよう」訴えていたのだそう。

セクハラ被害を告発する「#MeToo」は、被害者よりも権力者の性的暴力に焦点が当たりがちだったけれど、「Time's Up」はそうした問題を改善すべく、被害者たちの訴訟費用を援助するための基金も設立。ションダ・ライムズは米『ニューヨーク・タイムズ』紙に次のようにコメント。「自分の悩みも解決できていないのに、他人の問題に口出しするのはなかなか難しいもの」。

リース・ウィザースプーンも自身のインスタグラムで「Time's Up」運動を紹介し、「私はさまざまな業界で働く女性全員が性的暴力やハラスメント、過小評価、女性代表者の不足に対して『#TIMESUP(もう終わりにしましょう)』と言えるようにサポートしたいと思っている」とのメッセージを添えた。今年始動したばかりの「Time's Up」。今後映画業界や一般の職場にどのような変化をもたらすのか、見守りたい。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation:Reiko Kuwabara

From:ELLE UK