ダイエットに効果的として一時期注目を浴びていた烏龍茶ですが、飲み過ぎては逆に身体に悪影響を与えてしまう飲み物です。お酒の席や外食などで出されることの多い烏龍茶の、メリットやデメリットについて今一度再確認しておきましょう。

烏龍茶にはダイエット効果がある

「烏龍茶ダイエット」というダイエット方法が流行ったように、烏龍茶を飲み続けると身体が痩せやすくて太りにくい体質になっていきます。烏龍茶には「烏龍茶ポリフェノール」という独自のポリフェノールが含まれていて、これが中性脂肪を減らし、太りにくくする効果を持っているのです。また、烏龍茶は「マイナスカロリー」とも呼ばれている飲み物です。マイナスカロリーとは、摂取したときのカロリーよりもそれを消化するときに消費されるカロリーの方が大きいことを言います。烏龍茶を飲むと、飲んだ分以上にカロリーが消費されるため、飲むだけでカロリーを減らすことができるのです。

烏龍茶にはリラックスさせる効果もある

烏龍茶にはカフェインが含まれているため「神経を興奮させるのでは?」という心配する人も少なくありません。ところが烏龍茶には、「テアニン」というアミノ酸の一種が含まれているのです。テアニンには神経が緊張するのを防ぎ、身体と心のリラックス効果を促す働きがあります。そのため烏龍茶を飲んでもカフェインで神経が緊張・興奮することはなく、むしろテアニンの力でリラックスすることができるのです。イライラしたときや心がザワザワするときなどは、烏龍茶を飲んで一息つくのも良いですね。

喉の油分を取り去って乾燥させる副作用も

ダイエット効果が魅力的な烏龍茶ですが、風邪気味のときや喉が乾燥しているときに飲むのはおすすめできません。烏龍茶には油分を取り去る働きがあるため、喉のうるおいが失われ、乾燥を悪化させてしまいます。喉が乾燥すると粘膜が傷つき、免疫力が落ちてウイルスが侵入しやすくなってしまいます。そうなるとインフルエンザに感染したり、風邪を引いたりといったリスクが上がります。体調の悪いときに飲むのなら、なるべく烏龍茶は避けた方が良いですね。

下痢や胃痛を起こす可能性がある

烏龍茶に含まれているカフェインは、少なからず身体に刺激を与える存在です。もし胃の中が空っぽな空腹時に烏龍茶を飲むと、カフェインが胃の中を刺激して胃痛や下痢、便秘を引き起こすことがあります。空腹状態のままで胃液や胃酸の分泌が促されることにより、胃粘膜が傷つけられて胃の調子が悪くなってしまうのです。烏龍茶ダイエットで不調を訴える人の多くは、食事の量を減らした状態で烏龍茶を飲んでしまったことが原因と考えられます。寝起きなどの空腹時に烏龍茶を飲むのはやめましょう。烏龍茶を飲むのなら食事中や食後が理想的です。


writer:さじや