9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは「米国は北朝鮮の核計画で重大な情報上のミスをしてしまったのか?」と題する記事を掲載した。写真は平壌。

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2018年1月9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは「米国は北朝鮮の核計画で重大な情報上のミスをしてしまったのか?」と題する記事を掲載した。

記事によると、米紙ニューヨーク・タイムズは6日付の記事で「米国の情報機関は数十年間にわたって北朝鮮の核計画のおおよその推移を正確に予測してきたが、この数カ月間の急速な進展は予見できなかった」と指摘した。これに対し、中央情報局(CIA)のポンペオ長官は7日に受けたCBSテレビの取材で「情報が意思決定する人間に与えられるのは実力と能力に対する理解、動機と意図に対する理解だ。われわれはこの二つの面において成功している」と反論。同氏は「北朝鮮が米国の一都市を脅かすミサイルを開発するまで数カ月」との見通しを示した。

また、オバマ政権でCIA長官代理を務めたことがあるモレル氏も同テレビに対し、北朝鮮の核計画に対する米情報機関の評価は正しいと指摘。同政権の大統領補佐官(国家安全保障担当)だったドニロン氏もモレル氏と同じ考えで、「戦争を起こさない状況下で可能な限り北朝鮮に圧力を加えるべき」との考えを語った。

一方、記事は米国防総省のペリー元長官が圧力の継続ではなく、北との早期の話し合いの実現を呼び掛けていることも伝えており、同氏はボイス・オブ・アメリカの取材に「制裁やその他圧力で北朝鮮の人々はまともな生活を失うが、政権が良い生活を失うわけではない」「政権が最優先に据えているのは核武器庫の獲得。この目標のためなら経済的な犠牲も人々の苦難もいとわない」などと話したという。(翻訳・編集/野谷)