嘉風(手前)を組み止める稀勢の里

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 「大相撲初場所」(14日初日、両国国技館)

 左上腕部、腰部、左足首の故障で4場所連続休場中の稀勢の里(31)=田子ノ浦=が9日、都内の尾車部屋に出稽古し、幕内嘉風と14番取って12勝2敗と好感触を得た。「うまくバランスが取れた。体と脳みそがだいぶ良くなってきた。後は場所で結果を残さないと。初日に向けあと3、4日しっかり仕上げて」と、初場所出場を宣言した。

 前日も二所ノ関一門の連合稽古で嘉風を9勝1敗と圧倒。昨年の名古屋場所前、2日で11勝19敗と負け越した“天敵”を2日連続でねじ伏せた。「(状態を)確認するにはもってこいの相手。遠慮なくくるからね。高安以外とやって手応えが自分なりに見えた。またそれを確信に変える」と、再起への視界は開けた。