水道やガス、電気に関する料金はどの国に住んでいても基本的に必要となる生活費の一部と言えるだろう。「日本人は高収入」だと中国人からは思われているゆえに、日本の生活費や物価に興味を持つ中国人は少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

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 水道やガス、電気に関する料金はどの国に住んでいても基本的に必要となる生活費の一部と言えるだろう。「日本人は高収入」だと中国人からは思われているゆえに、日本の生活費や物価に興味を持つ中国人は少なくない。

 中国の都市部では地価や物価の高騰が見られるが、収入に占める水道代金は日本と中国でどちらがより割安なのだろうか。中国メディアの今日頭条は3日、日本で働く中国人の見解として、日本の水道料金について紹介する記事で取り上げた。

 記事は日本で生活している中国人から毎月の水道代について聞いたところ、「日本と中国では料金の計上方法は異なるが、中国のほうがずっと水道料金が安かった」として驚きを見せている。日本の水道料金の仕組みは複雑であるとしつつ、中国人が驚きを見せたのは「水道の口径サイズによって定められた毎月の基本料があり、水道を使用していなくても料金が取られること」とした。

 他は使用量ごとに料金が加算され、また、使用量が増えるほど段階的にその設定が上がる仕組みは、日本も中国も同じであると紹介している。また、地域によって若干価格が異なるのも同様であるとした。

 記事は、中国の水道料金の計算方式を北京を例にして紹介しているが、2017年は使用量が180立方メートル以内であると1立方メートル当たり5元(約87円)なので、30立方メートル使用したとすると150元(約2612円)であるとした。日本であれば約8000円であるとし、およそ3倍の差があると指摘した。

 この結果に対し、中国のネットユーザーからは「日本と中国は所得水準が違うんだから、水道代だけを比較しても仕方がない」、「水質については比較されていないので客観的ではない」という意見が寄せられていた。日本では蛇口から出る水を直接飲むことができるが、中国では水道水をそのまま飲めばお腹を壊してしまう。また、日本と中国の所得水準は大きく違っており、2016年の1人あたり名目GDPでも約4倍の差があるが、これをベースに比較すれば日本の水道代のほうが割安ということになる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)