今年の「全豪オープン」でWOWOWテニス アンバサダーを務める伊達公子さん。現地に向かう前の会見に登場し、意気込みや今年の見どころを語った。プロテニス選手として多くの大会に出場してきた経験から、年初のグランドスラムの魅力を現地から伝えてもらえそうだ。

昨年9月に現役を引退した伊達さんは、11月にWOWOWテニス アンバサダーに就任。グランドスラムをはじめとしたテニスの魅力を伝える役割を担っていくことが決まっていた。15日から開催される「全豪オープン」でも現地の様子を伝えるため、会場となるメルボルンに赴く予定。

伊達さんは「引退してから最初のグランドスラムに、形を変えてでも行けるのは純粋に嬉しいです。素直に見えるもの触れられるもの、感じたままを伝えられれば」と意気込みを語った。

また「全豪オープン」での日本人選手活躍の期待を聞かれて「大坂なおみ(日本/日清食品)、日比野菜緒(日本/LuLuLun)、奈良くるみ(日本/安藤証券)ら、予選から出場する選手にも可能性はあります。大坂なおみはグランドスラムに強く、相手が強ければ強いほど力を発揮できる」と話した。

昨年、大きな飛躍を遂げた杉田祐一(日本/三菱電機)についても、自分の世界観を持っている選手だとした上で、「自分の世界で、面白いプレーを見せてくれるのでないか」と期待する見方を示した。

他にも見どころを尋ねられると、伊達さんは「時差も少ないことから、アジアの選手にとっては比較的調整しやすい大会ではないか」と話したほか、「選手は2週間戦い抜きたい思いでコートに立っています。そこに、観戦に来ている人、同じ国出身の人達が固まって応援したり、親しみやすい応援がコートにあふれている」と解説した上で、「そういったところや、選手のメンタリティなどを含めて試合を観ると、より幅広く楽しめるのでは」と話した。

「シーズン最初ということで、2週間の中での戦いで、選手同士も探りながら大会に入ることが多いが、確実に試合をしながら調子を上げてくる選手もいます。(観る方も)どの選手がシーズン最初に来るのかを探りながら観ていくと、おもしろいでしょう」(伊達さん)

尚、伊達さんは「全豪オープン」の大会初日、2日目の様子を、現地からレポートする予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」レポートのため現地に行く前に、抱負を語った伊達さん
(写真=テニスデイリー編集部)