会談前に握手する韓国と北朝鮮の首席代表(右が韓国の趙明均・統一部長官)=9日、板門店(写真共同取材団=聯合ニュース)

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【板門店聯合ニュース】韓国と北朝鮮の高官級会談が9日午前10時(日本時間同)、南北軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で始まった。南北会談は2015年12月の次官級会談以来2年1カ月ぶりで、昨年5月の韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後では初めて。来月9日開幕の平昌冬季五輪への北朝鮮の参加や南北関係の改善が主な議題となる見通しだ。

 韓国代表団5人は同日午前7時半、ソウルを出発。代表団の首席代表を務める趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は出発前、「平昌冬季五輪・パラリンピックが平和の祭典になるとともに、南北関係の改善にもよい一歩になるよう、国民の期待に合わせ、焦らず会談に臨む」と報道陣に語った。

 午前10時から、対韓国窓口機関・祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を首席代表とする北朝鮮代表団5人との会談を始めた。   

 平昌五輪に関する協議がまとまれば、南北関係改善に向けた議論も進める見通しだ。韓国側は軍事当局者会談や、南北に別れて暮らす離散家族の再会に向けた赤十字会談の開催について再び提案する計画だ。北朝鮮側は韓米合同軍事演習や米戦略兵器展開の停止などをあらためて主張する可能性がある。