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2018年がスタートしました。「今年こそお金を貯めるぞ!」と気持ちも新たに貯蓄の目標を立てた方も多いかと思います。貯蓄の目標を達成させるためには、貯まる仕組みを作ることから始めましょう。

○まずは貯める仕組みを整える

以前に「2種類の貯蓄を使い分けることによってお金は貯まりやすくなる」と、詳しく解説をしていますが、おさらいしつつ仕組みを作りましょう。

「貯蓄は生活費が余ったら」ではいつまでたってもお金は貯まりません。基本は「先取り貯蓄」です。給料天引きの財形貯蓄や、銀行の自動積立を使って給料日に自動的に積み立てるようにして、毎月定額、ボーナス時には増額をして積み立てます。貯蓄額の目安は、手取り収入の1~3割以上です。実家暮らし独身なら手取り収入の3割以上、一人暮らしなら1割以上(家賃と貯蓄を合計して4割が目安)です。

○目的が決まっている場合は商品券などの積み立ても

貯蓄には「貯めるための貯蓄」と「使うための貯蓄」の2種類があり、「貯めるための貯蓄」は住宅の頭金や老後資金など目的外では引き出せない貯蓄で、「使うための貯蓄」は家電購入や観光葬祭費、車検費用、住宅の更新料など10万〜20万円程度の出費に備えるための貯蓄です。この「使うための貯蓄」があるとないとでは、お金の貯まり方が変わってきますので、是非専用の口座を作って積み立てましょう。

もし、目的が旅行や買い物など目的が決まっている場合は、旅行積立やデパート商品券積み立てを利用するのも手です。預貯金と比較しても金利が高いのが魅力です。

家電の積み立てには家電量販店の商品券を金券ショップで購入して積み立てる方法もおすすめです。その理由は額面よりも安く購入でき、ポイント付与率が現金払いと変わらないことです。必ず、家電量販店の商品券であることがポイントです。ほかの商品券の場合はポイントの付与率が少なくなることがあるからです。

また、家電量販店の株主優待券は使用期限とポイント付与に注意をして購入しましょう。「ビックカメラの株主優待券」の場合は、使用期限がありポイントの付与もありませんが、「ビックカメラ商品券」と比べると安く売られていますのでポイントの付与がほとんどない商品を購入する場合にはおすすめです。

○やりくりの仕組みを作る

貯める仕組みができたら、今度はやりくりの仕組みを作りましょう。管理するお金は基本生活費のみです。固定費や公共料金は口座引き落としなどにして、できるだけ手元に現金を置かないようにしましょう。

生活費は、手取り収入から、先取り貯蓄(貯蓄性のある保険商品も含める)、固定費、公共料金(予算)、税金など貯めるものと払うものを差し引いたものがその月に使える生活費です。

生活費は、「食費(自炊費)」、「生活費」、「予備費(2万円前後)」に分けます。食費と生活費は予算を5週で割った金額をそれぞれ封筒に分けて1週間ずつ管理をします。毎週決まった曜日にお金を入れ替えて、残ったお金は繰り越さずに「余り」の封筒に分けておきます。そして、クレジットカードを使ったら、現金をクレジットカード払い用の封筒に入れて引き落とし口座に入金します。

こういった作業が面倒だと感じる人は、使ったら銀行口座から即時に引き落とされるデビットカードの利用がおすすめです。VISAやJCBといった国際ブランドがついたデビットカードならクレジットカードを利用できるお店で利用できます。利用額に応じたポイント付与やキャッシュバックをしている銀行もあります。ほかにもデビットカードは、ATMの時間外手数料がかかる時間帯に利用すると手数料の分、お得になります。

「予備費」は、どの費目に使ってもいいものですので、食費が足りなくなったときや飲み会が続いたときなどに使いましょう。お金の1カ月(給料日から次の給料日の前日)が終わったら、余った「食費」「生活費」「予備費」は「使うための貯蓄」へ入金します。

このように貯蓄と生活費をそれぞれ色分けすることで、お金が貯まる仕組みの完成です。難しく考えずに、お金はシンプルに管理するのが成功のコツです。管理をしていく中で、もっと節約できないかと考えて、通信費や保険料、住宅ローンといった固定費の見直しまでできたらよりお金の貯まる家計に近づきます。

※画像は本文とは関係ありません。

○丸山晴美(まるやま はるみ)

外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している