親から受験生へ伝えたいシリーズ1 ○○をつかむことで、緊張は和らぐ

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前回の反響を受けて、親から受験生へ、すぐできるセンター試験本番において100%の力を発揮するための方法を試験本番まで紹介していきます!今回は、たった数秒で緊張を和らげる方法です。
本連載では、脳の仕組みを活用した世界水準の集中力を磨く技術が網羅されている新刊『世界記憶力グランドマスターが教える 脳にまかせる超集中術』から集中術のエッセンスを紹介していきます。

なぜ人は怖いと感じたとき、ぎゅっとつかむのか?

 ここで手っ取り早くメンタルを落ち着かせる方法を紹介します。

 それは「何かをつかむ」ことです。

 人は不安があったり、緊張、恐怖があったりすると何かをつかみたくなる習性があるのです。怖い映画を見ているときやテレビで応援しているスポーツの試合の緊張感が高まったときなど、手はどうしていますか?二の腕や太もも、ひざをギューッと握りしめてはいませんか。

 遊園地のアトラクションにつかむための手すりがなかったらどうでしょう?

 高いところに架けられているゆらゆら揺れるつり橋に手すりがなかったらどう思いますか?

 たぶんその不安定さに非常に恐怖を感じるのではないでしょうか。

 恐怖を感じているときは、何かをつかむことにより、その物自体に愛着が湧くほどの安心感を生みだすことができます。

 セミナーなどでも、この性質を利用しているところがあります。

 受講者の緊張を取るために、ひとりひとりに紐状のゴムを放射状にあわせて作った、チアリーダーのポンポンのような形のボールを用意して、自由に感触を楽しんでもらうのです。このボールを握ることにより、セミナーの最初の段階で受講者に緊張を取ってもらうのが目的なのです。

 つかむものはペン、ハンカチ、ゴムボール、その他つかんだり握ったりできれば何でもいいでしょう。

 重要な場面に臨む前は、直前までこれらをずっと握っておくのもいい方法です。また本番に入ったとしても、握るものが目立つことなく、その場で許されるものであれば握ったままでもよいのではないでしょうか。

 同じ手を握るのでも、集中力をアップさせる方法があります。

 それにはまず小さく切った軟らかめの発泡スチロールやスポンジをすべての指の間に挟める分だけ用意します。それらを指のつけ根にはさみ、そのまま「グー」にすればいいだけです。はさむ場所は必ず指のつけ根にしてください。

 こうすると、気が散るのを防ぐことができます。

 これも手軽で簡単な方法なので、勉強や仕事などで集中が必要なときには試してみてください。