銀座といえば、しっぽり和食のイメージが強く、それ故に敷居の高さも感じやすいもの。

そういった小料理屋ではなく、もっとカジュアルなお店を知りたいという声は多い。

和食といっても、かしこまったお店でなく、カウンターがあって、カジュアルでフランク。

でも、料理は抜群に美味しくて、日常使いができる。

そんな、丁度いい使い勝手のお店をご紹介!



深夜まで仕事が続いた日はこんな店が優しい
『銀座 真田』

残業がすっかり長引いて、ディナータイムに食べそこねてしまった夜更け時。サクッとラーメン、はさすがに虚しいし、ウエスト周りも気になるこの頃。

そんなとき、向かうべきは銀座4丁目交差点のほど近く、すずらん通りに面した『銀座 真田』だ。



黒を基調にしたシックなカウンター

港区界隈と比べると夜の早い銀座にあって、平日は深夜3時半ラストオーダー。

しかも、蕎麦を主役に新鮮な信州産の食材と銘酒がそろい、居酒屋使いができるのだから、ありがたいことこの上ない。厨房の活気がダイレクトに伝わるカウンターに陣取って、寛ごう。



一番人気の「クルミだれせいろ」¥1,250は、炒って磨り潰したくるみの香りが豊か。細身の蕎麦によく絡む

自慢の蕎麦は、石臼で粗目に挽いた蕎麦粉による二八蕎麦。

つまみには、信州の契約農家から直送されたみずみずしい野菜の盛り合わせや、おいしいつまみをちょっとずつ、の前菜盛り合わせなど、上質、かつ罪悪感が薄まる健康的な一品料理がうれしい。ついつい盃が進みそうなのはご愛嬌、だ。



手前より、長野県産の希少品種、ナカセンナリ豆100%の「すくい豆腐」¥880は、長野の郷土料理である醤油豆と。「信州生野菜の盛り合わせ 味噌添え」¥1,500には、蕎麦味噌と大寒味噌の2種が付く



風格あるエントランス


あのベルビア館の中にある、隠れた名店をご存知!?



賑わうビルの上階で高次元の肴と酒を提供
『銀座KAN』

銀座のベルビアという商業施設にありながら、本格的な和食が楽しめる『銀座KAN』。何より、あの『並木橋 なかむら』の姉妹店であるから、その実力は折り紙付きだ。

オープンキッチンで奥行も十分の広々としたカウンターに座り、躍動する3人の料理人を眺めているだけで、張り詰めた心は自然とフラットになる。オープンキッチンで奥行1m弱もある広いカウンターが特等席。

溌剌としたサービスに、強ばった体はほぐれ、傾ける一献で日頃の責務から完全に放たれる。



「お造り盛り合わせ」1人前¥1,500〜、「ポテトサラダ」¥800。その日の仕入れで変わる日替わりメニューも用意。今日の刺身は対馬・戻り鰹の藁たたきなど。日本酒は一合¥900〜

味わいもまた抜群。刺身に鉄板焼、揚物まで何でもござれの気安さだが、完成度は高く、真っ当な仕事っぷり。パンチェッタ&粒マスタード入りのポテサラなど、創意が光る逸品もあって、どれも大の大人が首肯する旨さ。

しかも望めば、土鍋ごはんでも一合から炊いてもらえるなど、ひとり客にもうれしいもてなしが。

「こんな店があったんだ」。漏れる安堵の息。知っているだけで、夜のひとときが豊かになる一軒だ。



「ずわい蟹といくらの土鍋ご飯」¥3,500(1合)。毎月3種ほどそろう



とろける旨さの「和牛いちぼ鉄板焼100g」¥2,700




バランスよくデートにも使える一軒
『とりや 幸』

犇篋造脳討鳥〞といえば、いわゆる狎屬舛腓Δ舛〞的な老舗が多数点在している。いずれも名店ぞろいだが、反面、そうした店では人生の諸先輩方が幅を利かせている場合が多く、少々寛ぎづらい、ということも。

私たち世代にフィットする雰囲気と、満足できるクオリティ。そのバランスが秀逸な一軒が『銀座とりや幸』。



「串7本コース」¥2,500は、もも、むね、砂肝、血肝(レバー)など。つくねは名古屋コーチンの卵黄付きだ

店内は、シンプルシックな雰囲気。そして焼き鳥も、一羽買いの比内地鶏や島根「匠の大山鶏」を吟味し備長炭で焼き上げて……と、抜かりなし。

加えて「もも」は、皮をいったん身から剥がし、同じサイズに切りそろえてミルフィーユ状に串を打つ。ぱさつきがちな「むね」も、皮を巻くことでしっとりとした味わいに、とそれぞれ、小技が利いている。

〆は限定の比内地鶏の親子丼やそぼろ丼を。

カウンターのみで、ひとりで立ち寄りやすいのは言わずもがな。ここなら女性をエスコートしても喜ばれること確実だ。



「名古屋コーチン厚焼き玉子」¥800。濃厚な卵をたっぷり3つ使って焼き上げる。木のナイフが添えられ、自分で好きな厚さにカットする趣向も楽しい



稀少銘柄の日本酒のほか、焼酎、ワインなどアルコールのラインナップも充実




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