ロボット大国といわれた日本。いよいよ医療用ロボットが身近な存在となりつつあるようだ。名古屋大学病院では、今月から薬や検体を搬送するロボットの試験運用が始まるが、夜間に運用するため、夜勤の看護師の大幅な負担軽減につながると期待されている。これを受けて、中国メディアの今日頭条は4日、「中国と日本の医療の違い」を分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 ロボット大国といわれた日本。いよいよ医療用ロボットが身近な存在となりつつあるようだ。名古屋大学病院では、今月から薬や検体を搬送するロボットの試験運用が始まるが、夜間に運用するため、夜勤の看護師の大幅な負担軽減につながると期待されている。これを受けて、中国メディアの今日頭条は4日、「中国と日本の医療の違い」を分析する記事を掲載した。

 記事は、日本はロボットのみならず医療全般で中国より圧倒的に進んでいる国だと指摘し、世界保健機関(WHO)の世界衛生報告によれば、日本の医療は「医療サービスのレベル」、「医薬品の負担の公平性」などで最も高く評価されているという。ちなみに、中国は同じランキングで64位だった。

 では、日本の医療が高く評価されているのは具体的にどんな点だろうか。記事は5つの点を挙げた。まずは「医療のレベル」と「設備が先進的」であることだ。これは、医師と医療機器開発機関の連携が密であることが関係しているという。多くの機器の開発に医者が関わっていたり、意見交換がよくできていたりするため、質の高い設備を開発できていると伝えた。

 3つ目は中国と違って「新薬の認可が早い」こと、4つ目はPETーCTなどの「がん検診」のレベルが高いことだ。特にがん検診は、多くの中国人がわざわざ日本まで来て受けるほど信頼性が高い。最後には「医師のレベルの高さと行き届いたサービス」があるとした。日本では医師免許の取得が難しいため自然と医師のレベルが高くなるほか、日本の良い病院は医療の高さに加え、サービスのレベルも高いと称賛した。

 中国ではお金持ちは相応の医療が受けられるが、治療を本当に必要としている経済的に豊かではない患者には優しくないのが実態だ。記事は、中国の科学技術の発展は目覚ましいのに、医療に関しては日本との差はまだまだ大きいと指摘したが、まったくもってそのとおりである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)