米誌ニューズウィーク(電子版)は6日付の記事で、北朝鮮で金正恩朝鮮労働党委員長の誕生日に盛大な祝賀行事などが行われず普通の日扱いである理由について分析している。写真は北朝鮮。

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2018年1月8日、米華字メディアの多維新聞によると、米誌ニューズウィーク(電子版)は6日付の記事で、北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の誕生日に盛大な祝賀行事などが行われず普通の日扱いである理由について分析している。

記事は、「北朝鮮の最高指導者は1月8日に34歳になる」とした上で、「ミサイル・核実験を記念する祝賀行事と同じように、北朝鮮の人々がその誕生日を祝うことを期待してはいけない」と指摘する。

記事によると、金正恩政権誕生後、北朝鮮メディアがその誕生日について言及することはまれで、北朝鮮で発売されているカレンダーでも、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日(4月15日)と故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日)は強調して表示されているが、1月8日は平日扱いだという。

北朝鮮問題の専門家、マイケル・マッデン氏は、正恩氏の誕生日に大きな祝賀行事が行われない理由について「支配的な家族崇拝の要素を取り締まろうとする彼の意図が示されている」とし、「彼は宗教に魅了されておらず、政治文化の側面においてそれを取り除こうとしている。彼は神のような人物ではなく、現代的なリーダーのイメージを投影したいと考えている。正恩氏の公式な肖像画がないことも、そうした意図を示すもう一つのサインかもしれない」と分析している。(翻訳・編集/柳川)