会議で発言する文大統領(右端)=8日、ソウル(聯合ニュース)

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◇文大統領「最低賃金引き上げは必須」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、青瓦台(大統領府)で今年初めての首席秘書官・補佐官会議を開き、「最低賃金引き上げは、深刻な所得不平等の解消と低賃金労働者の人間らしい暮らしのために必ず行うべき政策だ」とし、「家計所得の増大と内需拡大が所得主導の成長を果たす道だ」と強調した。文大統領は、最低賃金引き上げに伴い混乱が予想されるが、長期的には韓国経済が持続可能な成長を可能にするのに役立つとの認識を示した。

◇仮想口座を金融当局が調査 不法行為あれば閉鎖も

 規制の死角となっている仮想通貨取引所に対し、韓国政府が調査に乗り出した。崔鍾球(チェ・ジョング)金融委員長は8日開いた緊急会見で、金融委傘下の金融情報分析院(FIU)と金融監督院が銀行6行を対象に仮想口座の合同検査を行ったと明らかにした。銀行が開設した仮想通貨取引所の仮想口座について不法行為が摘発された場合、口座が閉鎖されるという。

◇李明博元大統領の裏金疑惑 検察が資金の流れ分析

 李明博(イ・ミョンバク)元大統領が実質的な所有主とされる自動車部品会社の裏金疑惑を捜査している検察は、他人名義の口座に預金されていた120億ウォン(約13億円)の実態を究明するため、資料の分析を急いでいる。法曹界によると、検察の捜査チームは17人の名義で開設された約40口座に分散されていたとされる預金の性格を把握するため、資金の流れを綿密に分析している。

◇あすから再び寒波到来

 北極付近の冷たい空気が再び南に流れ込み、朝鮮半島は今週いっぱい寒波が続く見込みだ。気象庁の中期予報によると、11〜18日の韓国の気温は平年(最低気温氷点下12〜0度、最高気温0〜8度)を下回ると予想される。9日から気温が大幅に低下し、強風が吹いて体感温度はさらに下がる見通しだ。

◇収賄罪で追起訴の朴前大統領に弁護士接見 裁判に備え?

 情報機関・国家情報院(国情院)からの収賄および国庫損失、業務上横領の罪で追起訴された前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告に、柳栄夏(ユ・ヨンハ)弁護士が接見したことが確認された。国情院が上納した資金を私的な用途に充てていたとされる朴被告が、裁判の準備に乗り出したのではないかとの見方が出ている。柳弁護士を含む朴被告の弁護団は昨年10月、ソウル中央地裁が同被告の勾留延長を認めたことに抗議して全員が辞任していた。