長期間保管されていたものはオススメできない

 乾電池には、「使用推奨期限」が明記されているが、クルマ用のバッテリーはどうなのか? バッテリーは、工場で100%充電されて出荷されるため、未使用であっても自己放電により徐々に電気容量が低下する。すなわち、長期保管されたものはおすすめできない。

 せっかく新品で買うのだから、できれば製造から1年以内の物にしたい。メーカーにもよるが15カ月以内ならぎりぎりセーフといったところ。バッテリー本体には、製造番号がラベルや蓋に明記されていて、これを見るとそのバッテリーの製造年月日がわかる。

 例えば、「310317E」とあれば、この6桁の数字が製造(充電)時期を表していて、左から2桁ずつ日・月・年(西暦の下2桁)と読めばいい。つまり、「310317E」なら、2017年3月31日に製造されたバッテリーということ。

 バッテリーには、「36カ月または10万km」「24カ月または4万km」といったメーカー保証もついている(同じバッテリーでも、アイドリングストップ車は、「18カ月3万km」などと、保証期間が短くなる)。

 これは製造年月日ではなく、ユーザーが購入した時点から保証期間が適用されるので、少々製造されてから時間が経過していたとしても、保証の面ではあまり心配する必要はないのだが、なんだかんだでバッテリーはかなり身近な消耗品なので、やはり鮮度にはこだわりたいところ。

 良心的なカー用品店なら、長期在庫(半年〜1年半)したバッテリーは、一度メーカーに送り返したりしているはず。通販などでは、在庫を持たずに工場直送にすることで、鮮度をウリにしている場合もある。(いずれの場合も、格安バッテリーのなかには、鮮度が低い製品があることも……)

 どちらにせよ、わざわざ鮮度の低いバッテリーを買うのはあまり賢いとは言えないので、購入前に製造年月日はきちんと確認し、納得したうえで買い求めるようにしよう。