スキージャンプ男子の45歳、葛西紀明【Getty Images】

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「カサイは45歳だ」…史上最多記録に米脚光、ジャンプ大国の「kasaiラップ」に脚光も

 スキージャンプ男子の45歳、葛西紀明(土屋ホーム)が2月の平昌五輪で代表入りが確実となった。ソチ五輪個人ラージヒル銀メダルを獲得した「レジェンド」の8大会連続8度目という冬季五輪史上最多の偉業は、海外メディアに称賛されている。

 冬季五輪史上初の8大会連続出場を確実とした「KASAI」の偉業は海外に轟いている。

「ノリアキ・カサイは冬季五輪記録となる8度目の出場を決める」と特集したのは、米テレビ局「NBCスポーツ」電子版だった。記事では「カサイは45歳だ。そして、彼のオリンピックデビューは1992年のアルベールビルだ」と足掛け26年に渡る驚きのキャリアが紹介されている。

 記事では、リュージュのトリノ五輪銀メダリスト、アリベルト・デムチェンコ(ロシア)は14年ソチ大会で7大会連続出場を果たし、葛西とともに記録達成の可能性もあったが、昨年12月にソチ五輪でのドーピング違反が発覚し、永久追放の後に引退したことを紹介。葛西が平昌五輪に出場すれば、単独で冬季五輪最多記録を更新することを伝えている。

「KASAI」の威光は、意外な形で欧州のジャンプ大国に広がっているという。

あのジャンプ大国で「Noriaki Kasai」というラップソングが発表も

「カサイの伝説はスキージャンプのメッカ、ポーランドでも知られており、彼はラップソングで称えられている。そして、フィンランドではパンクロックソングで称賛されている」とレポートしている。

 ポーランドのミュージシャン「Koldi」は「Noriaki Kasai」というラップの楽曲を発表。フィンランドのロックグループ「ヴァン・ダムズ」は「ミスター・ノリアキ・カサイ」というナンバーを捧げていることを紹介している。

「カサイはソチで2つのメダルを勝ち取った。ラージヒルでは銀メダルを、団体では銅メダルを。1994年のリレハンメルで初めての五輪メダルを獲得してから20年後のことだった」

 特集では、衰え知らずの葛西のソチ五輪の躍進を振り返っている。自転車とスピードスケートで夏冬計7回に出場した橋本聖子(現・日本スケート連盟会長)を超え、日本人最多記録も更新するレジェンド。平昌での大ジャンプに世界中が注目している。(THE ANSWER編集部)