IOCのバッハ会長(右)と張委員(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員が北朝鮮選手団の平昌冬季五輪参加について議論すると、AFP通信が8日までに報じた。

 IOCの消息筋は、同通信とのインタビューで今週中にスイス・ローザンヌのIOC本部で両氏が会談を開くと伝えた。

 6日に平壌を出発し中国・北京に到着した張氏は、北朝鮮の平昌冬季五輪参加の意向を明らかにしている。

 IOCと北朝鮮の協議は、冬季五輪に関する懸案を議論するため9日に南北高官級会談が開かれることから実施が決まった。

 両氏の会談では、北朝鮮がワイルドカード(推薦枠)として参加可能な種目や選手、参加規模について議論する予定だ。

 IOCは五輪精神の普及とスポーツの底辺拡大のため、北朝鮮のように冬季スポーツで競争力の弱い国にワイルドカードを与えている。

 北朝鮮はフィギュアスケートのペアで出場権を獲得したが、出場の意思を示さなかったため日本のペアが繰り上がった。

 張氏はこのほど共同通信の取材に対して北朝鮮が同種目に出場するとの見通しを示しており、他の種目についてもIOCとの協議でワイルドカードを確保し、選手を派遣する可能性もあるとみられる。

 IOC関係者は「平昌五輪組織委員会、韓国政府、北朝鮮のオリンピック委員会と引き続き緊密に協力する」とし、「このような脈絡において、北朝鮮の平昌五輪参加をオープンに考慮する」と述べた。