ジェイソン・ブラウン【写真:Getty Images】

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失意の平昌五輪代表落選もSNS投稿「僕は誇りに思う」…ファン反響「一流の振る舞い」

 米国フィギュアスケート連盟は7日(日本時間8日)、2月の平昌五輪の男子代表3選手を発表し、ネイサン・チェン、アダム・リッポン、ヴィンセント・ジョウを選出。14年ソチ五輪代表のジェイソン・ブラウンは落選となった。発表後にツイッターを更新し、「だけど、僕は自分の戦いを誇りに思う」「2月、無我夢中で彼らを応援するよ」と“一流のエール”を送り、感動を呼んでいる。

 無念の思いを押し殺した。発表された3選手の中にブラウンの名前はなかった。発表後にツイッターを更新。掲載したのは、1枚の写真だ。迫真の演技をやり抜き、天を仰いだ万感の表情の写真。自らの戦いに誇りを示すかのような1枚の画像とともに、胸中をつづった。

「このプロセスを経た自分たちの物語を受け入れること、そんな自分たちを愛すること、それは今まで自分たちが成し遂げてきたどんな出来事よりも勇気のあることだ」という言葉を引用した上で、心境を明かした。

「この瞬間において容易なことなど何一つない」と複雑な胸中をのぞかせながら「だけど、僕は自分の戦いを誇りに思う。アダム、ヴィンセント、そしてネイサンには本当に興奮させられたよ! 僕は2月、無我夢中で彼らを応援するつもりだよ」と自身の結果に胸を張り、選出された3人に称賛とエールを送った。

 ブラウンは今季、グランプリ(GP)ファイナルに進出。米国代表の有力候補の一人に挙げられ、今大会もショートプログラム(SP)3位に入り、2度目の五輪は目前にあった。しかし、フリーでミスが相次ぎ、総合6位と失速。実績は十分ながら、五輪選考会を兼ねた大一番で結果を残せず。失意の中でも貫いたスポーツマンシップにファンも感動した様子だ。

「ゆずるさん」と競演ならずも…ファン称賛「君は結果に関係なく、アメリカ代表だよ」

「君は一流のスポーツマンシップの象徴だ」
「めげずにスケートを続ければ、またスケートが君を求める日がきっとやってくる」
「真の一流の振る舞いに拍手を」
「君の笑顔を五輪の舞台で見れないのはあまりに寂しい」
「最高の振る舞いを示す君は、この結果に関係なく、アメリカ代表だよ」

 このようにコメント欄では称賛の声が続々と上がり、反響を呼んでいた。

 ブラウンは11月のNHK杯で前日に右足首を負傷し、欠場した羽生結弦(ANA)に向かい、「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!」と日本語のメッセージを掲げて話題となった。

 同い年で誕生日も8日違いの“盟友”との五輪競演は叶わなかったが、児童福祉施設に定期的にぬいぐるみを寄贈するなど、親日家で心優しい23歳。氷上での滑りと同様に美しい振る舞いに一躍、脚光を浴びている。(THE ANSWER編集部)