3日、中国のポータルサイト・捜狐に、日本では勉強部屋ではなくリビングで勉強する子どもが多い理由について紹介する記事が掲載された。資料写真。

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2018年1月3日、中国のポータルサイト・捜狐に、日本では勉強部屋ではなくリビングで勉強する子どもが多い理由について紹介する記事が掲載された。

記事によると、中国では子どもに勉強専用の部屋を与え、静かな環境で勉強できるようにするのは「当然のことだ」という。ところが、日本では多くの家庭で子どものための勉強部屋がなく、リビングで勉強すると紹介し、その理由について分析した。

記事は、「子どものために勉強部屋を与えない」というある日本人の説明を紹介。これを聞いて作者も大いに賛同するようになったという。

なぜ「子どものために勉強部屋を与えない」と言えるのか。その理由の一つが「書斎は父親のため」だからだ。通常、家には書斎は一部屋しかなく、それを子どもに勉強部屋として与えてしまうと、父親はリビングで作業せざるを得なくなるため、書斎は父親のために取っておかれるとした。

別の理由は「だらだらとテレビを見ないようにするため」だ。リビングで長時間テレビを見ることは往々にして習慣となってしまいがちだが、これは考えることをしなくなり、何のやる気もしなくなる悪習慣で、親が長時間テレビを見ると子どもに悪影響になると記事は指摘。特に父親の威厳がなくなってしまいがちで、リビングで子どもが勉強することでだらだらとテレビを見ることを防げるという。

さらに「監督が行き届くようにするため」でもあると記事は分析。子どもに勉強部屋を与えると、子どもは勉強しているように見せかけてゲームやスマートフォンで遊ぶようになるからだとした。

もう一つの理由は、「子どもに自己中心的な考えが育つのを防ぐため」だ。食事を作る大変さが子どもからは見えず、食事の時だけ子どもは勉強部屋から出てくると、食事のありがたみが薄れ、「家族は自分が出てくるまで待つもの」との誤った考えを子どもに持たせてしまうからだとした。

記事は最後に、父親が帰宅後に書斎を使えば、子どもは「父親は大変だから自分も頑張らなければ」と思うようになり、父親も常に勉強しているという良い手本を示すことができると指摘。さらにリビングでの勉強に慣れていれば、社会に出た後も「環境が悪いから仕事がはかどらない」などと不満を言うこともなくなると、その益を強調した。(翻訳・編集/山中)