ヘアオイルで冬髪トラブルと決別(画像提供:Cocoon/雑誌「BoB」に掲載)

写真拡大

 女性にとって冬の乾燥は美容の大敵。肌はもちろんのこと髪にとっても、深刻なダメージを誘発してしまいます。また、静電気により髪が広がったり、ダウンスタイルが決まらなかったりなどなど、この時期、美髪をキープすることは簡単ではありません。

 でも、これらの悩みを一発で解決するアイテムがあります。それが「ヘアオイル」。昨今、オイルは「食べる」も「付ける」もブームですが、美髪づくりにおいてはまさに万能アイテムです。

「ヘアオイルってベタベタしないの?」「使い方かイマイチわからない」

 なんて疑問を持つ女子のために、ヘアオイルの正しい活用法を紹介しよう!

オススメ 冬のドライ毛、静電気を防ぐ効果がアリ

 髪の乾燥が激しい冬の季節こそ、ヘアオイルを上手に活用したいもの。では、どのタイミングで使用するのがいいのでしょうか?

 その答えは「洗髪後の濡れた髪に塗布」するのがベスト。濡れた髪にヘアオイルをつけると、髪の内側にある水分がきちっと閉じ込められます。すると、その後、ドライヤーを当てても、水分が逃げ出さないので、キューティクルの整った滑らかな髪をキープできます。

 それと同時に、静電気予防もてき面にアップ。どんなにトリートメントをしても静電気が起きるという人は、ぜひオイルケアを取り入れてください。驚くほど静電気をシャットアウトしてくれるから、真冬のダウンスタイルでも潤い感が溢れる印象になります。

ヘアオイルの賢い選び方は?

 大ブームのヘアオイルは、その種類も様々。よりよい商品を選ぶときのポイントを人気美容師に訊いてみました。

 「近頃はサラッとしたテクスチャーのタイプを選ぶ方が増えています。シリコンフリーで1アイテムで多様使いできるものがおすすめ。個人的にはEraL(イーラル)のピュアオイル『ホホバ』がお気に入りです」

 「髪への保湿効果が優れているほか、頭皮&メイクのクレンジングとして、また顔や身体のマッサージオイルとしても使える万能オイルです」(MAGNOLiA/KAYOさん)

 「アルガンオイルはダメージの修復に抜群の効果を発揮します。はじめの1本としても使いやすいですね。使い方のコツは、濡れた髪に少量を塗布して半乾きの状態になるまでドライヤーを当てます」

 「特にダメージのひどい部分はこの状態ではまだ少しだけゴワつきますから、その部分だけオイルをプラスし、再度乾かしましょう。均一な滑らかヘアになれますよ」(Cocoon/SAKURAさん)

ヘアオイルの上手な使い方は?

 ベトベトしないオイルの上手な使い方は以下の4点。ポイントをおさえれば、むしろサラッとした潤いのある質感が手に入ります。

【1】洗髪後、タオルドライした髪になじませる!

【2】ミディアムならオイルは2滴ぐらいが妥当。それ以上つけるとオイルの重みでボリュームが損なわれてしまうので注意!

【3】髪の根元ではなく毛先から中間に付ける。必ず内側にも手のひらを入れて指先をフリフリするべし!

【4】塗布したら、なるべく早めにドライヤーを当てる。最後に冷風をかけて熱を下げるとツヤ感上昇!

オススメ シャンプー前のオイルパックで、髪の根元がふんわり、毛先はスルッ!

 インバスでオイルパックをするという話はよく耳にしますが、反面、ベトベト感が気になる人も少なくないようです。筆者がおすすめする方法は、シャンプー前のオイルケア。

【1】頭皮を中心にヘアオイルをたっぷり塗布する。量としては10mlぐらい(ロングなら20mlでもOK)。指先でしっかりマッサージしながら頭皮全体になじませたら、そのまま髪にも付けていく。

【2】ラップをして30分前後(忙しいときは15分程度でもOK)放置。

【3】ラップを外しシャンプー。その後はいつものお手入れをする。

 じつはこの方法は、ぺちゃんこ髪に悩む人に最適。頭皮の汚れや余分な皮脂がしっかりとれるので、根元の毛がまっすぐ立ちあがり、トップにフワッとしたボリュームが出ます。また、毛先側はオイルの効果でしっとり。1週間に1回程度、ぜひトライしてみよう! こんな感じにシルエットが決まります!

 ヘアオイルで冬髪トラブルと決別オイルパック後は、「根元ふんわり、毛先まとまる」王道のダイヤ型シルエットが作りやすくなります。

オススメ 乾いた髪になじませ今どきスタイリング剤として活用

 夏に大ブームだったオイルで作る「濡れ髪風ヘア」。ほどよい束感が「まるでパリジェンヌみたいにおしゃれ♪」と話題になりましたが、髪に毛束感を出ると軽やかな動きが感じられたり、なによりほんのり色気が出るのが利点です。

 ショートヘアや伸ばしかけミディアムの髪に使用すれば、素髪より立体感と動きが出て、今っぽい雰囲気が簡単に完成します。

 冬場こそ大活躍のヘアオイル。賢く利用すれば、ヘアサロンのスペシャルトリートメントに負けないぐらい美髪になれる。先ずはお気に入りの1本をゲットすることからはじめよう!
(文=小澤佐知子)

*協力ヘアサロン:「Cocoon」「MAGNOLiA」

小澤佐知子(おざわ・さちこ)
美容ライター。小学館や学研で外部編集者を経験した後、出産を機にフリーランスに転身。以後、美容ライターとして計50誌以上で取材、執筆を行う。現在はヘアケア・ヘアデザインなど「髪」に関する記事の企画・構成・取材を中心に活動。雑誌や書籍以外に、Webサイトでコラムやインタビューの連載を持つ。東京都内のヘアサロンの「ビジュアル監修アドバイザー」として非常勤役員も務める。