昨年は流行語として「インスタ映え」が大きく取り上げられる1年となりましたが、昨今それとは真逆の茶色を基調とした地味な料理「#地味メシ」のSNS投稿数が増えているのをご存知でしょうか!?
今回は「ホットペッパーグルメ外食総研」が行なった、「地味メシ」に関するアンケート結果をご紹介します。

次世代トレンドは地味だけど美味しいへ

2017年はSNS映え重視の「チーズダッカルビ」や「萌え断」(食べ物の美しい断面に萌えること)、色鮮やかなカラフルな料理など、「インスタ映え」抜群のフォトジェニックグルメが人気を集めました。その一方で、最近では地味な見た目の「からあげ」や「生姜焼き」などの料理、いわゆる「#地味メシ」に注目の兆しが!
SNSでの投稿数も伸びていて、Instagramでは地味メシ(めし/飯)の投稿数は10,915件(12/7時点)にものぼっています。

「#地味メシ」投稿はポジティブ効果あり!

Instagramに投稿された「地味メシ」の印象についてきいたところ、52%の人が「好感がもてる」、60%が「親しみやすい」「健康的である」と、ポジティブな印象を持つことが判明。今後のトレンドキーワードとして注目ですね。

国民的「地味メシ」はカレーライス!

1位:カレーライス(257票)
2位:焼き魚(228票)
3位:からあげ(221票)
4位:肉じゃが(203票)
5位:餃子(193票)
「ホットペッパーグルメ外食総研」調べ 好きな「地味メシ」ランキング(N=1,034/複数回答3つまで)

1位は、みんな大好き「カレーライス」! 2位「焼き魚」、3位「からあげ」と続きます。昔ながらのメニューに票が集まっているようです。

ホッとする味、慣れ親しんだビジュアルの魅力を再発見!

なぜ「#地味メシ」が支持されるのか……

このように「#地味メシ」がトレンドになりつつある背景として、ホットペッパーグルメ外食総研 上席研究員 有木真理さんは、「周りがカラフルなグルメ写真をあげる中で“あえて茶色の地味メシをアップする”という“あまのじゃく”的な心理を持つ人たちが投稿していることが考えられます。また、最近では地味なのに美味しいという見た目とのギャップを楽しんでいる」と考察。「地味メシ」は「インスタ映え」の反動とも言えそうですね。

また、昔ながらのレトロな居酒屋が、若い女性を中心に人気を集めていることから、その影響がSNSにも表れているよう。そこで提供される昔ながらの家庭的なメニューに「#地味メシ」とハッシュタグをつけて投稿している人が増えています。

“あえて”の「地味メシ」、俄然気になってきましたね。おしゃれな食事風景をSNSに投稿するのはちょっと気恥ずかしかったという人も、これならどんどんアップできる!? 昔ながらの定番メニューが次のグルメトレンドとして再注目される日も近そうです!

【参考】※ 「ホットペッパーグルメ外食総研」
・調査時期:2017年12月6日(水)〜2017年12月7日(木)
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国20〜60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
・有効回答数:1,034人(男性:519人、女性515人)