後半、手痛い反則で反撃のプレーが途切れガックリする明大フィフティーン

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 「ラグビー大学選手権・決勝、帝京大21-20明大」(7日、秩父宮ラグビー場)

 決勝が行われ、帝京大が21-20で明大に逆転勝ちし、史上最多を更新する9連覇を達成した。19大会ぶり決勝進出の明大は21大会ぶりの優勝を逃した。

 歓喜する帝京大のすぐそばで、明大ロックの古川満主将(4年)は座り込むチームメートの手を引き、立ち上がらせた。最後まで戦い続けたグッドルーザーにも拍手が降り注ぐ。主将は記者会見で「ファン、OB、OGに思いが詰まった温かい応援をしていただいた。届かなかった1点を後輩に託したい」と言った。

 今季のスローガン「NEW“MEIJI”」を体現するまで、あと一歩だった。

 前半6分、CTB梶村祐介(4年)がインターセプトから約60メートルを独走するトライで先制。5-7の同15分にはWTB高橋が相手をはじき飛ばす快走で逆転トライを決め、後半10分過ぎまで20-7。ところが、6点差に迫られた同20分、敵陣深く攻め込みながら反則を犯し、一気に攻め込まれて逆転を許した。ゴールキック2本を失敗したSO堀米航平(4年)は「キックが全てだったのかなと思う。悔いが残ってしまった」と責任を背負い込んだ。

 あと一歩で21大会ぶりの頂点を逃したが、明治新時代の到来を確かに印象付けた。梶村は「新しい文化を少しは後輩に残せたと思う」と胸を張った。