【今週のリケジョ小町】海外の病院向けコンプレッサーシステムの設計

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病院向けコンプレッサーシステムの設計とサポート
「全体の設計を任せると言われた時はすごくうれしかった」。アネスト岩田の阿部実咲さん(25)は海外の病院向けコンプレッサーシステムの設計と現地サポートを手がける。入社3年目。患者の命を支える空気を絶えず供給する一方、限られたスペースに配管を収めなければならず、設計には気を使う。

大きな機械に世界初の技術
「身近なところで役立っている化学に興味を持ち、神奈川大学理学部化学科に進学しました。大学では触媒に魅力を感じ、金属の錯体を用いて水から酸素を生成する研究に取り組みました。一方で、モノづくりが好きだったのでメーカーに絞って就職活動しました。当社の就職説明会で大きな機械の中に世界初の技術が組み込まれていることを知り、『かっこいい』と思ったことが入社のきっかけです」

「一から学ぶことが多かったので入社当初は戸惑いもありました。でも上司や先輩が優しく教えてくれて、何より興味を持ったことを学べてすごく楽しかったので、さほど苦とは感じなかったですね」

稼働する様子を見て感動
「最近まで病院向けコンプレッサーシステムの制御関係の設計を担当していました。海外向けなので、昨春まで自分が設計した製品が実際に動いているところを見たことがありませんでした。中国で稼働する様子を初めて見た時はこみ上げるものがありましたね。1人の海外出張が増えて不安もありますが、自分で判断して対応した時には大きく成長できたかなと感じます」

「休日は買い物などでリフレッシュしています。近頃、趣味の一つとして粘土細工にはまっています。体を動かすことも好きでマラソンに熱中した時期もありました。高校時代に部活動でバスケットボールをやっていたので持久力と根性には自信があります」