昨年10月19日、ソウルで会合を行う李氏(右)と金杉氏=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国と日本は8日、ソウルで北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の首席代表会合と、旧日本軍の慰安婦問題などを担当する外交当局の局長級協議を開催する。

 韓国外交部によると、6カ国協議の韓国首席代表を務める李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と金杉憲治・外務省アジア大洋州局長は同日に会合を開き、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が発表した「新年の辞」などを基に朝鮮半島情勢について意見交換し、北朝鮮核問題の平和的な解決などを議論する。

 9日に韓国と北朝鮮の高官級会談が開催される予定で、南北対話に関する韓国政府の立場を説明し、今後の連携についても協議する見通しだ。両氏の会合は昨年12月22日以来となる。

 一方、外交部の金容吉(キム・ヨンギル)東北アジア局長と金杉氏による局長級協議も開かれる。両国は昨年12月19日、東京で開催された外相会談で局長級協議を定例化することで合意していた。協議では主に慰安婦問題を巡る合意について議論するとみられる。

 韓国政府は外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)が昨年12月27日、慰安婦合意の検証結果を発表したことを受け、合意を維持するか再交渉を求めるかなど、合意に対する最終的な立場を示す方針。日本側は合意の履行を促し、再交渉に応じない姿勢を強調するとみられる。

 また、 端島炭坑(軍艦島、長崎市)など「明治日本の産業革命遺産」(全23施設)の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産登録を巡り、朝鮮半島出身者が徴用された歴史を説明する措置の履行や平昌冬季五輪・パラリンピックへの協力、文化・人的交流、経済協力などについても意見交換するとみられる。